スタッフではないけれど・・・書いてみました

2004年05月01日(土)

今年は春っていうものが余り感じられなくて、4月になってからいきなり初夏のような陽気になってしまった。そのくせ冬もぶり返したりするもんだから体温調整が難しい事この上ない。
こんな感じだったので真冬に室内においていた我が家の植物を外に出すのが難しく、出した途端昼間は暖かいというより“暑い”になったおかげでかなりの数が弱ってしまった。この時期人間の体だってついていけなくて体調崩し風邪をひいたりする人も多いから、そんな気候に植物もついていけないのが当たり前だろう。

ところで、植物の話を書くつもりはなくて春の話を書きたかったのだ(苦笑)。
みなさんは春って心が躍りますか?私は物心ついてから(多分学校と言うものに行くようになってから)3月から5月にかけてなぜかいつもドキドキワクワクしてしまうタイプだった。
ちょうど季節も長くいや~なあの寒い冬を終え、日も長くなり緑もイキイキしてきて・・・どんどん暖かくなっていってしかも新学期、新しい学年になるぞ!友達はどうなる?!とか、そういう期待感の為であったと学生時代を振り返るとそう思う。

しかし学生時代が遠い昔になって、社会人になりそれもお休み(?)状態の今はどうだろう?最近になって気がついた。ただドキドキワクワクだけでは済まされない気持ちになっている事に。ドキドキワクワクの前に、悲壮感と焦燥感がプラスされる様になってしまった!なぜ~?

悲壮感というか、悲しい気持ちになるのは何となく自分でも理解できる。昔は新しい事がやってくるという期待感だけだったのが、成長するに従い卒業を初めとして新たなる旅立ちには別れがつき物、というのがわかってきたからだと思う。それにしても、この焦燥感は一体?!

これをつきつめて考えてみると、新しい出会いや別れという社会の動きの中にさえ自分が全く関係していない、というのにどうも焦りを考えているという事のようである。周囲の働いている友人の話を聞くとますますつのる焦燥感・・・

しかし今年は違った。このホームページの作成をひょんな事から担当させていただく事になり毎日はりのあること!人間、目標があるとこうも違うのかとやる気や責任感等の大切さをつくづく感じた数ヶ月であった。
やはり社会的というか公的?に外部の人達とつながりがあると心のハリも断然違う。いつもは弛緩しきっているし、すっかり“錆びた”人になっていたのね、と悲しいやら呆れるやら。
おかげ様でその他にも新しい事を始めてみよう!という気持ちになって、今年の春は(もう初夏だけど)悲壮感、焦燥感よりまたドキドキワクワクの方が強くなった。

素人の私のやりたい放題につきあって下さった蓮見歯科医院の蓮見先生、奥様、そしてスタッフの皆様に多大なる感謝と共にぜひこのホームページが少しでも皆様のお役にたつ事を願ってやみません。
とても楽しくいい経験をさせていただきました。ありがとうございました。

M.T.