皆さんは矯正にこんなイメージをお持ちではないですか?
- 矯正はお金がかかる
- 矯正は見た目が悪い
- 食事がおいしくなくなりそう
- 歯磨きが難しくて口臭が気になる
- 矯正はなんだか痛そう
- 矯正は数年かかる
- 本当にきれいな歯並びになるの?
- 通院が大変
上記すべての問題を解決できるのがインビザラインです。

インビザラインとは
インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯を少しずつ動かす矯正治療法です。従来の金属ブラケットを使用しないため、見た目が気にならず、取り外しも可能です。食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔衛生を保ちやすいのが特徴です。
インビザラインでは、患者様の歯型をデジタルスキャンし、そのデータを基にカスタマイズされた透明なアライナーを作成します。これにより、患者様一人ひとりの歯並びに最適な治療計画が立てられます。アライナーは約2週間ごとに新しいものに交換し、少しずつ歯を理想的な位置に移動させます。
マウスピース矯正でこっそり歯並びを綺麗にできるって本当?【埼玉県蓮田市東蓮見歯科医院】
インビザライン(マウスピース矯正)に挑戦した理由
私は早くから歯科矯正に注目していました。ですので、開業当初(2001年)から専門の先生に来ていただいて、ワイヤーによる矯正治療をしておりました。
しかし近年、インビザラインというマウスピースを使い、デジタルとAIによって治療する歯科矯正が出てきました。ワイヤーを使わず、マウスピースで治療していきますので、目立ちませんし、なによりマウスピースは均等に力がかかりますので、痛くありません。
治療患者も今では、全世界で1500万人に達しています。これは地域の患者さまのために、身につけなければいけない治療だと思い始めていました。
そこで決定的なことが起こります。それは空手を習っていた私の息子が歯科矯正をせざるを得なくなったということでした。
空手はコンタクトスポーツですので、ワイヤーは適しません。って口の中を守ってくれることになります。
私は迷うことなく、使える時間はすべてインビザラインの治療技術の習得に捧げました。息子への愛情が大きなエネルギーとなったのです。
そしてインビザラインの最初の患者は私の息子となりました。これによって息子は空手を続けられ、空手でも結果を出すことができました。歯科矯正もうまく行って、きれいな歯並びを手に入れました。このように私のインビザラインは、息子への愛情から身につきました。今ではそれが患者さまへの忠誠心となっています。患者さまへの忠誠は、実は息子が教えてくれたことでした。
さらにこの経験が当院、そして私にもたらしてくれたことがあります。
私がインビザラインを決意した当時(2017年)からすると、その進歩は著しく、患者様のニーズに合わせて、ワイヤー矯正か、インビザラインか、あるいはそのハイブリッドの矯正を選ぶ時代になってきました。
ワイヤー矯正はその良さがあり、インビザラインもその良さがあります。当院は、ワイヤー矯正から始まって、インビザラインに移行しましたので、ワイヤー矯正、インビザライン、そのハイブリッドの矯正のどれにも対応することができます。この治療の広さも、息子がいなければ身についていなかったのだと気づきました。

肩こりや片頭痛、顎関節症などの不調はインビザラインで治る可能性が高い
インビザラインはiTeroという口腔内スキャナーを使うことで、矯正を始める前に矯正完了後のきれいな歯並びを確認してから矯正を始めることができます。通常のワイヤー矯正では、治療後の理想的な歯並びを想像することは、歯科医師にとっても患者様にとっても容易ではありません。
特に患者さん側には専門知識がないため、歯科医師側よりも想像しにくいでしょう。
インビザラインなら治療で使用するマウスピースがどのように歯を動かすのか、矯正治療開始前から理想的な歯並びをPC画面上でシミュレーションできます。
これにより、治療開始から治療終了までの歯並びの変化をイメージすることができ、そのイメージの中に患者様の細かな要望を取り入れることができます。
インビザラインが痛みが少ないのには科学的な理由がある
インビザライン、ワイヤー矯正に比べて痛みが非常に少ないです。
その理由は、「歯を一気に強く動かすのではなく、少しずつ強く動かす」ことにあります。
ワイヤー矯正の場合は、1週間で1mmも歯を移動させて、3週間は保定(もとに戻らないようにすること)するという方法を取ります。
しかしインビザラインのアライナー(マウスピースのこと)1つあたりの歯の移動量は、歯根膜と同じ厚さの0.25mmまでと決められています。
歯根膜は、歯と骨の間にある薄い組織で、歯の噛む力を優しく受け止めるクッションのような役割を担っています。
矯正治療では、歯根膜に力を加えて歯を動かしますが、大きな力で歯を動かそうとすると、痛みを伴うことがあります。
インビザラインは、歯根膜に負担をかけないように設計されているため、歯を動かすときの痛みが大幅に軽減されます。
アライナーは1〜2週間で交換するため、1〜2週間で0.2〜0.25mm動くようになり、かなりゆっくり歯を動かせることが分かります。
インビザラインは全世界で毎年100万人以上の矯正をしています
インビザラインは、年間100万人以上が利用する、世界で最も信頼されているマウスピース矯正です。
1999年にアメリカで提供を開始し、日本では2006年からスタートしました。
薬事承認を受けたポリウレタン製のスマートトラックという柔らかい素材を使用しているため、装着感、審美性、安全性に優れ、痛みも少ないのが特徴です。
インビザライン最大の特徴は、まず最初に矯正完了後の歯並びをシミュレーションすることができることです。
きれいな歯並びから逆算した矯正を行うことができる唯一の治療法です。
歯の曲がった部分を歯医者の腕で直していく従来の矯正方法と比べると、非常に効率的で満足度の高い仕上がりになります。
芸能界でもインビザラインで矯正をした方は多く、アナウンサーの中野美奈子さんやアイドルの加護亜依さん、海外だとジャスティン・ビーバーさんやトム・クルーズさんがきれいな歯並びを手に入れています。

インビザラインの治療プロセス
1. 無料カウンセリング(30分程度)
無料カウンセリングを実施しています。
インビザラインに関する疑問や不安、矯正相談を受けようと思ったきっかけ、歯を抜いたり削ったりすることへの抵抗感などをお聞きし、歯の状態の確認と治療期間の目安をお伝えします。まずはご予約の上、ご来院ください。
2. 検査・口腔内スキャン(iTero)(30分程度)
無料カウンセリングの後にそのまま検査を行います。虫歯・歯周病の状態を確認します(保険適用)。口腔内スキャナーのiTeroで患者様の口腔内をデータ化します。
3. 診断(30分程度)
後日、検査結果をもとに、診断と治療計画をお伝えします。ご希望もお聞かせください。
要点をご説明し、ご質問をお受けします。同意書をお渡ししますので、ご自宅でよくご検討いただき、次回のご来院の際にお持ち下さい。
4. 治療計画の動画の確認(30分程度)
治療計画のシミュレーション動画を確認していただきます。
このシミュレーションのことをインビザラインではクリンチェックと言います。クリンチェックは、患者さんの口腔内の情報をもとにPC上で歯の動きをシミュレーションし、歯科医師による微調整を行い、治療に使用するマウスピースやアタッチメントに反映させるものです。
インビザラインシステムにおけるクリンチェックは、まさに治療の根幹となるものです。
これにより、治療開始から治療終了までの歯列の変化をイメージすることができ、そのイメージの中で、患者さんの細かな要望を治療に反映させることができるのです。
5. インビザライン矯正治療開始
インビザライン治療は、アライナー(マウスピースのことです)を1週間ごと交換することで、少しずつ無理なく歯を動かしていくことから始まります。
遠方からお越しの方は、アライナーを全てお渡しできますので、ご自身で交換することが可能です。
治療中にご不明な点がございましたら、お電話またはメールにてお気軽にお問い合わせください。
6. 経過観察(1回、15~30分程度)
歯ぐきの治療を待ちます。時間をかけて、きれいな人工歯を製作します。
7. 保定
歯を動かしてから半年間は後戻りが起こると考えられており、この間はインビザラインのマウスピースを装着し、終日保定を行います。
保定とは歯列矯正で、矯正装置を用いて歯の位置を移動させたあと、元に戻らないよう固定することです。
その後、保定装置を継続して使用していただきます。終日使用から夜間使用に切り替えます。切り替えの理由は大きく2つあります。
- マウスピースで噛む面を長時間覆っていると、奥歯が食い込んで沈み込んでしまい、良い噛み合わせが得られない。
- マウスピースと異なり、衛生面・耐久性の両面で長期間使用できる(透明なマウスピースは丁寧にきれいに使用すれば1年程度しか使えない)。
上記のリスクを理解した上で、それでも透明マウスピースを使用したい場合は、ご希望に添えるよう対応させていただきます。
夜間使用の保定装置の使用は、矯正治療による後戻りを防ぐためではなく、あくまで経年変化を防ぐために行うものです。
治療ではないので、絶対に使用しなければならないものではありませんが、使用しなければ、歯は生きている限り動きますし、多少ずれていくこともあり得ます。

インビザラインで失敗しないためには?
インビザラインで成功するためには、以下のポイントを守ることが重要です。
- 指示された装着時間を守る(1日20時間以上)
- 定期的な通院と経過観察を怠らない
- 食事や歯磨きの際にマウスピースを取り外し、清潔に保つ
インビザラインのメリット・デメリット
インビザラインのメリット
- 目立たない
透明なマウスピースで、装着していることがほとんどわからないため、日常生活や仕事、学校などで矯正装置が目立つことを気にせずに過ごせます。 - 取り外し可能
食事や歯磨きの際に簡単に外すことができ、食事の制限が少なく、口腔衛生を保ちやすいです。 - 快適な装着感
弾力のあるポリウレタン素材で作られており、金属ブラケットやワイヤーに比べて痛みが少ないです。 - 短期間での治療
デジタルで精密に立てられた治療計画により、効率的に歯を動かすことができ、治療期間が短くなることが多いです。 - 事前シミュレーション
治療開始前に3Dシミュレーションを行い、治療後の歯並びを確認することができます。
インビザラインのデメリット
- 自己管理が必要
指示された装着時間(1日20時間以上)を守らないと、治療が予定通り進まない可能性があります。 - 費用がかかる
デジタル技術を駆使した精密な治療計画やカスタマイズされたマウスピースの製作にはコストがかかるため、従来の金属矯正に比べて費用が高くなる場合があります。 - 適応症例が限られる
軽度から中等度の不正咬合に適していますが、重度の不正咬合や複雑な症例には対応できない場合があります。
よくある質問
矯正はお金がかかる?
従来の金属矯正は100万円程度のお金がかかることが当たり前でしたが、インビザラインなら部分矯正なら10万円から、全体矯正でも50万〜70万円程度ですのでお財布に優しくなりました。
もちろんローンを組むことも可能です。
矯正は見た目が悪い?
インビザラインは無色透明のマウスピースで行う矯正方法です。
矯正していることがご家族にさえバレない方も非常に多くいらっしゃいます。
接客業の方はもちろん、モデルやフライトアテンダント、芸能界の方にも幅広く利用されている歯科矯正です。
食事がおいしくなくなりそう?
インビザラインは常時装着型の金属矯正と違い、いつでも取り外すことができます。
そのため、食事も矯正前と同じように楽しむことができます。
金属矯正の場合は矯正がきっかけで食事がつまらなくなってしまったという方もいらっしゃいますが、インビザラインならその心配はありません。
歯磨きが難しくて口臭が気になる…
食事のときだけではなく、歯磨きの時も取り外すことが可能です。
矯正前と同じようにしっかり歯磨きをすることができるので、口内環境を清潔に保つことができます。
口臭予防はもちろん、虫歯や歯周病にもなりにくい矯正方法です。
矯正はなんだか痛そう…
金属矯正は物を噛むときに痛みがでたり、矯正装置が頬の内側や舌などに当たる痛みがあるのが当たり前でした。
しかしインビザラインは弾力があるポリウレタンで作られたマウスピースですので、痛みが非常に少ない矯正方法です。
矯正は数年かかる?
金属矯正に比べて時間がかかると思われがちなマウスピース矯正ですが、インビザラインなら金属矯正よりも場合によっては短期間で完了することも多いです。
更に短期間で矯正を終わらせたい方はインビザラインと金属矯正の併用も可能です。
本当にきれいな歯並びになるの?
インビザラインは最新の3Dコンピューターを駆使して、矯正を始める前に矯正後にどんな歯並びになるかをシミュレーションしてモニター画面上に再現することができます。
矯正が終わった後の口元を再現することができるので、安心して矯正を始めることが可能です。
通院が大変?
最初の1、2回は、患者さんがなにかと困ることが多いため、2週間後に来ていただきますがその後は1~2ヶ月に1回の来院をお願いしています。
インビザラインは正しく使用することがとても大切です。
ただし、長期の留学や出張の場合は、事前にご相談いただければ治療の継続は可能です。
年単位で留学されている患者さんも、現在当院で診察しています。

目立ちにくいインビザラインで理想の口元へ
インビザラインは、透明で目立たないマウスピースを使用した快適な矯正治療法です。当院では、最新のデジタル技術を駆使し、精密な治療計画を立てることで、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。インビザラインのメリットとしては、目立たない、取り外し可能、快適な装着感、短期間での治療、事前シミュレーションが挙げられます。一方で、自己管理が必要、費用がかかる、適応症例が限られるといったデメリットもあります。矯正治療に対する不安や疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう、当院では患者様をサポートいたします。インビザラインを検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。