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歯のホワイトニングの種類!持続期間や長持ちさせるためのポイントも詳しく解説!
- 2023年2月15日
- 歯のホワイトニングの種類!持続期間や長持ちさせるためのポイントも詳しく解説!
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
「ホワイトニングの種類がありすぎてどれを選べばいいのかわからない」とお悩みではありませんか。せっかく時間と費用をかけて行うなら、十分な効果を得たいと考えるのが一般的でしょう。
ただし、生活習慣や予算などでベストなホワイトニング方法は一人ひとり異なります。
本記事では、ホワイトニングの種類や持続期間、ホワイトニング効果を長持ちさせる方法まで詳しく解説していきます。ホワイトニング治療でどの方法を選択すべきかお悩み方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ホワイトニングとは?
ホワイトニングは、歯を白くする行為の総称です。ホワイトニングは大きく「クリーニング」と「ブリーチング」の2種類に分類できます。両者にはどのような違いがあるのか疑問に感じている方もいるでしょう。
以下に、クリーニングとブリーチングの違いを解説します。
クリーニング
クリーニングは、歯の表面に付いているプラークや歯石、着色汚れなどを除去します。歯の表面に付いている歯石や細菌の塊であるバイオフィルム、着色汚れを除去する場合は、クリーニングに分類されます。クリーニングは、歯の表面にだけアプローチするホワイトニングなので歯本来の色味は変化しません。自宅やホワイトニングサロンなどで行うホワイトニングもクリーニングに分類されます。
クリーニングは、歯の表面にタバコのヤニやコーヒー・お茶などによる着色がある方に効果的な方法といえるでしょう。
ブリーチング
ブリーチングは、歯本来の色を白くする行為を指します。生まれつき歯が黄色っぽい方・加齢による歯の黄ばみが気になる方は、ブリーチングによるホワイトニングが必要です。ブリーチングは「過酸化水素」や「過酸化尿素」などの薬剤を使用します。強い薬剤を使用して歯の色を変化させるため、資格を持った歯科医師・歯科衛生士にしか取り扱いができません。
ブリーチングによるホワイトニングを希望する場合は、歯科医院を受診する必要があります。
ホワイトニングの種類
歯科で行うホワイトニングには「ホームホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」の2種類と、より高いホワイトニング効果を得る方法としてホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを同時に行う「デュアルホワイトニング」があります。
ここでは、歯科医院で行うホワイトニングを種類別に解説していきます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、処方されたマウスピースと薬剤を使用して自宅でホワイトニングを行う方法です。
歯科医院を受診してホワイトニング用のマウスピースを作成し、マウスピースに薬剤を適量入れて、歯科医師の指示のもと必要な時間装着します。効果の現れ方は緩やかで、2〜4週間ほどで白さを実感する場合が多いです。また、ゆっくりと時間をかけてホワイトニングするため、後戻りのスピードも緩やかで、ホワイトニングの効果を長く保つことができます。
ホームホワイトニングは自己管理が必要ですが、自分の好きなタイミングでホワイトニングできる点や白さを自分で調整できる点ではメリットが大きい方法といえるでしょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師・歯科衛生士に施術してもらうホワイトニングの方法です。
ホームホワイトニングより高濃度の過酸化水素・過酸化尿素を用いて歯を漂白していきます。一回の施術時間は1〜2時間ほどで、即効性があるのが特徴です。結婚式や面接など、大切な行事までに時間がない方におすすめの方法といえるでしょう。また、歯科医師・歯科衛生士が一人ひとりの歯の状態を確認して薬剤を塗布するため、色ムラができにくく美しい仕上がりが期待できます。
ホワイトニング中にトラブルが起きても、すぐに対処してもらえる点も大きなメリットです。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを同時に行う方法です。
ホームホワイトニングは、ホワイトニング効果を実感するまでに時間がかかります。オフィスホワイトニングは後戻りが早く、ホワイトニング効果の持続性が低いです。
デュアルホワイトニングを選択すれば、両者のデメリットが打ち消され短期間で歯を白くして効果を長く保つことができます。費用は高額ですが、徹底的に歯を白くしたい方におすすめの方法といえるでしょう。
ホワイトニングの治療の流れ
歯科医院で行うホワイトニングの治療の流れは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングで異なります。ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの治療の流れを確認していきましょう。
ホームホワイトニングの治療の流れ
ホームホワイトニングの治療の流れは以下のとおりです。
- ・カウンセリング
- ・歯のクリーニング、マウスピース作成用の歯型採取
- ・マウスピース試着、調整
- ・ホワイトニング開始
- ・経過確認
順に確認していきます。
カウンセリング
カウンセリングでは、歯の悩みやどれくらいの白さを望んでいるのかヒアリングします。治療の流れや費用もカウンセリングの際に説明する場合が多いです。歯科医師・歯科衛生士が実際に口内を確認し、現在の歯の色味やホームホワイトニングの適応症か否かの確認も行います。
疑問点がある場合は、カウンセリングの際に聞いておくと後悔やトラブルなく施術できるでしょう。
歯のクリーニング、マウスピース作成用の歯型採取
ホワイトニング効果を高めるために、歯の表面に付いている歯石や着色汚れを除去します。
虫歯や歯周病になっているケースでは、先に治療する場合が多いです。治療がすべて完了したらマウスピース作成用の歯型を採取します。
マウスピース試着、調整
完成したマウスピースを試着して問題ないか確認します。
マウスピースの縁が歯茎に当たっていると、傷つけたり痛みが出たりする原因になるため調整します。
ホワイトニング開始
歯科医師・歯科衛生士に指導されたとおりに自宅でホワイトニングを行います。マウスピースに適量の薬剤を塗布して装着しましょう。
十分な効果を得るために、指示された装着時間は守るようにします。
経過確認
ホワイトニングを開始して1〜2週間経過したら、歯科医院を受診してホワイトニング効果を確認します。
理想の白さになるまで薬剤を追加してホワイトニングしていくのが一般的です。
オフィスホワイトニングの治療の流れ
オフィスホワイトニングの治療の流れは以下のとおりです。
- ・カウンセリング
- ・歯のクリーニング
- ・オフィスホワイトニング施術開始
- ・施術後の確認
順に確認していきます。
カウンセリング
ホームホワイトニングと同様に、ホワイトニングの悩みや疑問点などを相談します。気になることはカウンセリングの際に質問するようにしましょう。口内を確認して、オフィスホワイトニングの適応症か否かを判断し、歯科医師・歯科衛生士からオフィスホワイトニングの治療説明が行われます。
しっかりと納得したうえで治療を受けるか決断することが大切です。
歯のクリーニング
歯の表面に付いている歯石や着色汚れ、プラークを除去します。歯の表面に、着色などの汚れが残っているとホワイトニング用薬剤の浸透が悪くなり、十分な効果が得られません。
ホワイトニングの施術前には、必ずクリーニングを行う必要があります。歯石や着色が目立つ場合はクリーニングを先に行い、後日ホワイトニングの施術をする場合もあります。
オフィスホワイトニング施術開始
歯の表面をクリーニングしたらホワイトニングの施術を開始します。オフィスホワイトニングは、強い薬剤を使用するため歯茎に薬剤が付かないように保護することが必須です。歯茎の保護が完了したら、歯の表面にホワイトニング薬剤を塗布して光を照射します。光を照射し終わったら、ホワイトニング薬剤を除去します。
使用するホワイトニング薬剤によって前後しますが、薬剤の塗布・光照射・薬剤の除去の流れを複数回行う場合が一般的です。
施術後のチェック
ホワイトニングが完了したら、歯茎の保護を外して、仕上げに歯をクリーニングします。最後に口内の写真を撮影して、歯の色味の変化を確認します。
ホワイトニング効果は個人差が大きいです。1回の施術で理想の白さになるとは限りません。写真を撮って施術前と比較すると、1回の施術でどれくらい歯の色味が変化するか知ることが可能です。ホワイトニングの目安となる回数を予測しやすくなるでしょう。
ホワイトニングの持続期間
ホワイトニングの持続期間は、選択したホワイトニング方法によって異なります。オフィスホワイトニングと比較して、ホームホワイトニングのほうがホワイトニングの持続期間は長いです。
以下に解説していきます。
ホームホワイトニングの持続期間は6か月〜1年
ホームホワイトニングは、歯にゆっくりと作用するのでホワイトニング効果を実感するのに2〜4週間と時間がかかります。即効性はありませんが、ホワイトニングの持続期間は6か月〜1年と長いのが特徴です。
理想の白さまで漂白できれば白さを長く保つことができるため、時間に余裕のある方におすすめの方法といえます。
オフィスホワイトニングの持続期間は3〜6か月
オフィスホワイトニングは、1回の施術でホワイトニング効果を実感できる即効性がありますが「後戻り」も早く持続期間は短くなります。個人差がありますが、3〜6か月ほどで歯の色味が戻ってきたように感じる方が多いです。
ホワイトニング効果を保ち続けるには、半年に1回ほどのペースで再ホワイトニングが必要になります。
ホワイトニングを長持ちさせるためのポイント
ホワイトニングで永久的に白い歯を手に入れることはできません。歯がもとの色に戻る後戻りが必ず起こります。
ただし、少しの意識でホワイトニング効果を長く保つことが可能です。ホワイトニングを長持ちさせるポイントは、以下の3つです。
- ・食生活に気をつかう
- ・こまめに歯磨きとうがいをする
- ・歯科医院の定期クリーニングを利用する
順に解説していきます。
食生活に気をつかう
色の濃い飲食物は、後戻りや色素沈着の原因になります。特に、オフィスホワイトニング直後やホームホワイトニング中は色素を吸収しやすいため、注意する必要があります。
色素沈着しやすい飲食物は、以下のとおりです。
<オフィスホワイトニング直後・ホワイトニング中に避けるべき飲食物>
飲み物 | 食べ物 |
---|---|
コーヒー 紅茶 烏龍茶 緑茶 麦茶 ココア 豆乳 赤ワイン コーラ 栄養ドリンク | カレー チョコレート ブドウ・ブルーベリー トマトソース ソース 醤油 ケチャップ 味噌 レモン 豆腐 納豆 |
オフィスホワイトニング直後やホワイトニング中の飲食物は、白米やうどんなど「白い食品」をとるように心がけていれば、色素沈着のリスクが低くなります。
ただし、豆腐や豆乳はイソフラボンが含まれているため、色素沈着で歯が黄ばむリスクがあるので控えるようにしましょう。また、喫煙すると歯の表面にヤニが沈着します。歯の表面が茶色くくすんだような色になり、ホワイトニング効果を落とす原因になるでしょう。ホワイトニングをする際には、禁煙することをおすすめします。
こまめに歯磨きとうがいをする
日々の生活の中で色素沈着を回避ことは難しいでしょう。
しかし、少しの工夫で色素沈着しにくくすることは可能です。歯は、乾燥すると色素を吸収しやすくなります。飲食・喫煙前は「水を飲む」または「うがいする」など、口内が潤った状態にするだけでも効果的です。さらに、飲食・喫煙後は、色素沈着の原因となる汚れを洗い流すようにしましょう。歯磨きが理想的ですが、難しい場合は口をゆすぐだけでも効果があるため、意識して行うように心がけましょう。
歯科医院の定期クリーニングを利用する
歯科医院の定期クリーニングを利用することで、虫歯・歯周病のチェックはもちろん、歯の表面に付着した汚れの除去ができます。定期クリーニングは、磨き残しや自身では取ることができない着色汚れを除去して、歯の表面を汚れが付きにくい環境に整えることが可能です。ホワイトニング効果を長く保つことが期待できるでしょう。
ホワイトニングの費用
ホワイトニングを検討されている方なら、歯科医院のホワイトニング費用はどれくらいなのか気になるでしょう。歯科で行うホワイトニングは料金形態が異なりますが、保険適用外の自由診療が一般的です。トラブルを避けるためにも、ホワイトニングを受ける前に費用について確認するようにしましょう。
以下の表は、施術別にみたホワイトニング費用の相場です。
<歯科医院で行うホワイトニング費用相場>
種類 | 費用相場 |
---|---|
ホームホワイトニング | 25,000〜50,000円 |
オフィスホワイトニング | 30,000〜70,000円 |
デュアルホワイトニング | 50,000〜100,000円 |
ホームホワイトニングは、マウスピース作成費用が15,000〜40,000円ほど、ホワイトニング薬剤が1週間で5,000円ほどが相場です。理想の白さになるまでホワイトニング薬剤を買い足していくため、薬剤代が加算されていきます。再ホワイトニングの際には、マウスピースが問題なく使用できれば薬剤代のみでホワイトニングすることが可能です。オフィスホワイトニングは、同じ歯科医院でも使用する薬剤や機械によって料金が異なるケースもあるため、事前に確認するようにしましょう。
白さを保つには定期的に再ホワイトニングが必要になるため、費用は高額になります。
ホワイトニングを受ける際の注意点
ホワイトニングを受ける際には注意すべきポイントがあります。ホワイトニングを受ける際の注意点は、以下の4つです。
- ・神経のない歯は適応外
- ・被せ物や詰め物は白くならない
- ・妊娠中、無カタラーゼ症の方は適応外
- ・知覚過敏が生じる場合がある
順に解説していきます。
神経のない歯は適応外
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングは、歯の神経(歯髄)が生きている歯が適応となります。虫歯治療で歯の神経を抜いている場合など歯に神経が通っていない場合は、ホーム・オフィスホワイトニングで歯を白くできません。
神経の通っていない歯は、ウォーキングブリーチと呼ばれる別の方法でホワイトニングする必要があります。
被せ物や詰め物は白くならない
上述したとおり、ホワイニングの対象は「歯の神経が生きていること」が条件です。被せ物や詰め物などの人工物の色味を変えることはできません。
ホワイニング治療が完了した際に、色の差が目立つ部分は再治療して全体のバランスを整えていきます。
妊娠中、無カタラーゼ症の方は適応外
妊娠中の母体と胎児に対するホワイトニング薬剤の安全性は証明されていません。リスクがあるため、妊娠中の方はホワイトニング治療の適応外にする歯科医院が多いです。
また、無カタラーゼ症の方は体内にカタラーゼを持っていないため、ホワイトニング薬剤に含まれる過酸化水素を分解することができません。体内に過酸化水素が蓄積してしまうため、ホワイトニング治療の適応外になります。
知覚過敏が生じる場合がある
ホワイトニング薬剤は強い薬剤を使用するので、施術中や施術後に知覚過敏の症状が出る場合があります。薬剤が強いオフィスホワイトニングはより知覚過敏のリスクが高いです。
ただし、知覚過敏の症状は一時的で、時間の経過とともに消失します。知覚過敏用歯磨き粉や、フッ素入り歯磨き粉を使用すると症状が緩和されるでしょう。症状が強く出る場合は、鎮痛剤を処方して様子をみます。
まとめ
ホワイトニングは歯を白くする行為全般を意味し、歯の表面を白くする「クリーニング」と本来の歯の色を白くする「ブリーチング」の2種類に分類されます。ホワイトニングと聞いて連想するのはブリーチングの場合が多いですが、ブリーチングは強い薬剤を使用するため、歯科医院を受診しなければ行うことができません。
歯科医院で行うホワイトニングは「ホームホワイトニング」「オフィスホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3種類です。それぞれ効果の現れ方や持続期間・費用が異なります。自分にはどの方法が合っているのかお悩みの方は、カウンセリングの際に歯科医師・歯科衛生士に相談してみるといいでしょう。
ホワイトニングをご検討中の方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。