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オールセラミックの費用とメリット!治療前に知っておきたいポイント
- 2024年4月20日
- オールセラミックの費用とメリット!治療前に知っておきたいポイント
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
白くてきれいな歯を入れたいと希望している場合、オールセラミックが候補に上がるのではないでしょうか。オールセラミックを検討するにあたって、費用が気になる方は多いでしょう。
本項目では、オールセラミックの費用相場や、保険適用の有無などについて解説します。オールセラミックのメリットとデメリットもご説明しますので、検討中の方はぜひ最後までお読みください。
目次
オールセラミックとは?
オールセラミックとは、100%セラミック素材を使って作成した歯の詰め物・被せ物です。セラミック素材を使った詰め物・被せ物は他にもいくつかありますが、オールセラミックはセラミック素材だけを使っているため、歯の形や色合い、光沢などを再現できます。
そのため、他の素材に比べて特に見た目が優れているとされています。平均寿命は10年〜15年です。
他のセラミック歯との違い
オールセラミックの他にも、セラミックにはいくつか種類があります。それぞれの特徴は、次のとおりです。
<セラミックの種類と特徴>
セラミックの種類 | 特徴 |
---|---|
オールセラミック | ・100%セラミックで作ったもの ・審美性に特に優れている ・耐久性がよいが強度に劣る |
ハイブリッドセラミック | ・セラミックと歯科用プラスチックを混ぜて作ったもの ・安く作れるが審美性に劣る ・変色しやすい |
メタルボンド | ・金属にセラミックを焼き付けてできる被せ物 ・金強度が高いが審美性に劣る ・歯茎が黒くなったり金属アレルギーのリスクがある |
ジルコニア | ・人工ダイヤモンドとも呼ばれるほど強度がある ・オールセラミックには劣るが審美性が高い ・奥歯などにも使用可能 |
オールセラミックの費用は?
オールセラミックの費用の相場は、インレー(詰め物)で1本4万円〜8万円、クラウン(被せ物)で1本8万円〜18万円です。
オールセラミックに限らず、セラミック素材には保険が適用されず自由診療のため、値段が高くなる傾向があります。また、自由診療なのでオールセラミックの費用は歯科医院によって異なります。
オールセラミックは医療控除の対象?
オールセラミックは、多くの場合医療控除の対象になりません。医療控除とは、治療費用が一定の額を超える場合、確定申告で申請すると税金の一部が控除されるシステムです。
医療控除の対象になるのは、医療目的で治療です。オールセラミックを選択する場合「白くて見た目のよい歯を入れたい」という審美性を目的としていることが多いです。最低限の機能を回復するための治療ではないので、医療控除の対象にならないでしょう。
しかし、オールセラミックを噛み合わせの修正のために使用する場合は、医療控除の対象になることがあります。気になる方は、一度歯科医師に確認してみるとよいでしょう。
オールセラミックの費用を抑えるポイント
オールセラミックは保険適用外なので費用が高いのは仕方がないとはいえ「なんとかして安く抑えたい」と考えるのではないでしょうか。オールセラミックの費用を抑える方法は、モニター募集をしている歯科医院で治療を受けることです。
モニターとしてビフォーアフターの写真を提供する代わりに、治療費が安くなる可能性があります。いつも募集しているとは限りませんが、タイミングがよければ治療費を抑えられることがあります。
オールセラミックを選択するメリット
オールセラミックは高額な費用がかかるため、決定する前にためらう場合もあるでしょう。また、どの素材にするか迷う方も少なくありません。
オールセラミックのメリットを理解すると、検討する際の参考にできます。
天然歯とほとんど変わらない美しい仕上がりになる
オールセラミックは、すべてセラミック素材で作った人工歯なので審美性が最も優れています。セラミックは陶器と同じ素材なので、ツルツルとした歯の表面、歯の形、色合いなど、細部にわたって再現できるのです。
天然歯の横に並んでいても、ほとんど見分けがつきません。治療した歯だけが目立つことはないため、審美性を特に重要視している方に選ばれています。
金属アレルギーの心配がない
オールセラミックは、金属を使用していないため金属アレルギーの心配がありません。金属は時の経過とともに唾液に溶け出し、口腔内や全身に影響を与えることがあります。
治療したときにはアレルギー反応がなかった方も、治療後に異常を感じるケースも珍しくありません。特に、他のアレルギーを持っている方は金属アレルギーを発症するリスクも考えられるため、金属アレルギーの心配のない素材を選ぶと安心です。
2次う蝕や歯周病になりにくい
オールセラミックは、銀歯やコンポジットレジンなどに比べると2次う蝕や歯周病になりにくいです。
被せ物や詰め物をすると、歯との間に隙間や段差ができます。銀歯やコンポジットレジンは経年劣化しやすいので、隙間や段差が大きくなって汚れが溜まり、虫歯や歯周病のリスクが高くなるのです。
オールセラミックは、歯との間にほとんど段差が生まれません。経年劣化で変形することもほとんどないので、汚れが溜まりにくく2次う蝕や歯周病になるリスクを下げられます。
しかし、しっかりとメンテナンスしなければ2次う蝕や歯周病につながるので、日頃からケアを心がけることは大切です。
耐久性が高い
オールセラミックは耐久性が高く、入れた後は変形したり変色したりしにくい特徴があります。正しくメンテナンスをしていれば、きれいな色合いや光沢がずっと継続されます。
寿命を迎えるまで、美しい歯のまま使用できるでしょう。
オールセラミックを選択するデメリット
オールセラミックを検討するときに、デメリットについても理解しておくことは大切です。オールセラミックのデメリットを見ていきましょう。
強い衝撃を受けると割れることがある
オールセラミックは、銀歯やオールジルコニア、メタルボンドなどに比べると強度が低いです。オールセラミックはすべて陶器素材で作られているため、強い衝撃を受けると割れる可能性があります。
硬い食べ物を噛んだときや前歯に物がぶつかったときなど、何か衝撃を受けた場合に割れるリスクがあるのです。また、食いしばりや歯ぎしりがある方は、歯に負担がかかりやすいためオールセラミックは向きません。
保険が適用されない
上述しましたが、オールセラミックには保険が適用されません。オールセラミックにする場合は、自由診療なので銀歯やコンポジットレジンに比べると治療費が高くなります。
複数本の歯をセラミックで治療する場合は、医療費控除などを検討したほうがよいかもしれません。
まとめ
今回は、オールセラミックの特徴や他のセラミック素材との違い、費用について解説しました。オールセラミックの費用相場はインレー(詰め物)で1本4万円〜8万円、被せ物で1本8万円〜18万円です。
保険が適用されず自由診療なので、費用は歯科医院によって異なります。治療を受ける前に確認しておく必要があるでしょう。
オールセラミックの最大のメリットは、審美性に優れていることです。セラミック素材の特徴を活かして、天然歯の色合いや形、光沢などを再現できます。天然歯とほとんど見分けがつかないほど自然に仕上げるので、特に前歯など目立つ場所を治療する際に選択されます。
しかし、他の素材に比べると強度が低く、硬いものを噛んだり強い衝撃を受けたりすると割れることがあります。そのため、食いしばりや歯ぎしりのある方には向かないでしょう。
どの素材が向いているかは、歯の位置や噛み方の癖など、人によってそれぞれ異なります。気になる点はなんでも相談し、ご自分に合ったものを選んでください。
オールセラミックに少しでも興味のある方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。