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セラミック歯に保証はある?保証内容や保証期間を解説!
- 2024年3月2日
- セラミック歯に保証はある?保証内容や保証期間を解説!
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
近年、審美性と機能性を兼ね備えた「セラミック歯」が注目されています。
しかし、セラミック歯は保険適用外の自由診療であるため「もし破損したらどうしよう?」などと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、多くの歯科医院では、セラミック歯の治療に独自の保証制度を設けています。保証内容は、治療内容や歯科医院によって異なりますが、一般的には「一定期間内に発生した不具合は無料で修正する」というものが主流です。
ただし、保証内容は歯科医院によって異なり、すべてのケースで保証を受けられるわけではありません。
今回は、セラミック歯の保証について詳しく解説します。セラミック治療を受ける前に、ぜひこの記事を読んで、保証内容や保証期間をしっかりと確認し、納得した上で治療を受けましょう。
目次
セラミック歯が破損する原因
セラミック歯は、天然歯よりも強度が高いとされていますが、破損する可能性もあります。
セラミック歯が破損する主な原因は、以下のとおりです。
強い衝撃を受けた
転倒や事故などで顔をぶつけると、強い衝撃によってセラミック歯が破損する場合があります。また、硬い物を食べる習慣がある場合もセラミックの歯に強い力が加わるため破損する原因になるでしょう。
歯ぎしり・食いしばりの癖がある
歯ぎしりや食いしばりの癖があると、セラミック歯に過剰な力が繰り返しかかり、破損する可能性があります。また、歯ぎしり・食いしばりはセラミックの歯だけでなく、健康な歯にも影響を及ぼすことがあるのです。
噛み合わせが悪い
噛み合わせが悪いとセラミック歯に偏った力がかかり、破損する可能性があります。セラミックは強度が高い素材ですが、偏った力がかかり続けると破損する原因になるのです。
接着剤が劣化した
セラミック歯を接着する際は、歯科専用の接着剤を使用します。
しかし、時間の経過とともに接着剤が劣化すると、セラミックの歯が取れることがあるのです。
虫歯になった
セラミック歯は虫歯になりません。
しかし、土台となる歯が虫歯になったり、セラミック歯と歯の間の隙間から細菌が侵入して虫歯になったりすると、セラミック歯が取れる可能性があります。
メンテナンスを怠った
セラミック治療後は定期的にメンテナンスを受ける必要があります。定期メンテナンスでは、セラミック歯に異常はないか、また噛み合わせに異常はないか確認します。
噛み合わせに異常があるにも関わらず、メンテナンスを怠ると、セラミック歯に過剰な力が加わり続け、破損する原因になるのです。定期的にメンテナンスを受けることで、セラミック歯に異常があっても早期発見・対処できます。
セラミック歯に保証はある?
セラミック歯は、虫歯や歯周病になるリスクが低く、審美的にも優れた治療法として人気があります。
しかし、治療費が高額であるため、保証について気になる方も多いでしょう。
多くの歯科医院では、セラミック歯の治療に保証を設けています。セラミック歯は、天然歯よりも強度が高いとはいえ、破損や脱離する可能性はゼロではありません。保証があれば、万が一トラブルが発生した場合でも、費用の負担を抑えられます。
ただし、保証を受けるためには、定期検診を受けるなどの条件を満たす必要があります。また、セラミック歯の治療に保証をつけるかどうかは、歯科医院によって異なります。
治療を受ける前に、保証内容や保証期間、保証の注意点をしっかりと確認しましょう。複数の歯科医院を比較検討し、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。
セラミック歯の保証内容
虫歯治療・審美治療、・歯周病治療など、さまざまな目的で使用されるセラミック歯は、天然歯よりも耐久性が高いとされています。
一方で、破損や欠けなどのトラブルが発生する可能性があるため、セラミックの歯に保証を設けている歯科医院が多いのです。セラミック治療後、一定の期間内に不具合が生じた場合、原則無料で修正してもらえる場合が多いでしょう。
保証の対象になるのは、以下のようなケースです。
・セラミック歯の破損・欠け
・セラミック歯の脱離
・セラミック歯の色調の変化
・歯茎の退縮
セラミック歯の保証内容は歯科医院によって異なるため、治療を受ける前にしっかり確認しましょう。
セラミック歯の保証を受けるための条件
保証を受けるためには、一般的に以下の条件を満たす必要があります。
・定期検診をきちんと受診していること
・治療後の指示を守っていること
・保証対象外のトラブルではないこと
注意事項として、保証はあくまでも「一定期間内に発生した不具合を無料で対応する」というものであり、すべてのトラブルが対象になるわけではありません。
前述したように、セラミック歯の保証内容は歯科医院によって異なるため、治療を受ける前に条件などをしっかりと確認しておきましょう。
セラミック歯の保証期間
セラミック歯の保証期間は、一般的に1〜5年ほどです。歯科医院によっては、10年や20年など、より長い保証期間を設定しているところもあります。一定の期間を超えると患者さんが何割か負担するケースもあるでしょう。
セラミック歯の保証期間も歯科医院によって異なるため、治療を受ける前によく確認しましょう。
セラミック歯の保証が受けられないケース
セラミック歯は自費診療のため、高額な費用がかかります。そのため、多くの歯科医院では、治療後のトラブルに備えて保証を提供しているのです。
しかし、保証には必ず条件があり、すべてのケースが対象となるわけではありません。
以下に、セラミック歯の保証が受けられないケースをいくつかご紹介します。
<セラミック歯の保証が受けられないケース>
患者さん自身の過失によるもの | ・セラミック歯で硬いものを噛み砕いた ・スポーツなどで強い衝撃を与えた ・ぎしりや食いしばりがひどい ・指で触ったり、無理な力を加えたりした |
虫歯や歯周病によるもの | ・セラミック歯と歯の間に虫歯ができた ・歯周病が悪化して、歯を支える骨が弱くなった ・セラミック歯周辺の歯茎が炎症を起こした |
治療後の経過観察を怠ったことによるもの | ・定期検診を受けなかった ・指示されたセルフケアを行わなかった |
歯科医院側の過失によるもの | ・治療中に誤った処置を行った ・使用した材料に欠陥があった ・技工所の製作過程に問題があった |
その他の保証対象外のケース | ・天災地変による破損 ・故意による破損 ・審美的な理由によるやり直し ・保険適用外の治療 |
セラミック歯の保証を受けるためには
セラミック歯の保証を受けるためには、以下の点に注意しましょう。
・歯科医院選びを慎重に行う
・保証内容と保証期間をしっかり確認する
・定期検診をきちんと受ける
・歯科医院の指示に従って歯磨きやケアを行う
・保証期間内に破損した場合は、早めに歯科医院に連絡する
・保証書を大切に保管する
セラミック歯の保証を受けるためには、定期検診を受けたり、歯科医院の指示に従ってケアを行ったりするなど、患者さん自身の努力も必要です。
セラミック歯を長持ちさせる方法
セラミック歯を長持ちさせるためには、以下のことに注意しましょう。
・強い衝撃を与えない
・歯ぎしり・食いしばりを改善する
・定期的に歯科医院で検診を受ける
・セラミックの種類や治療方法について、歯科医師と相談する
もし、セラミック歯が破損した場合は、歯科医院で修理または交換する必要があります。セラミック歯は、適切なケアを行うことで、長期にわたって使用可能です。破損を防ぐために、定期的な検診を受け、歯科医師の指導に従いましょう。
まとめ
セラミック歯は保険適用外の自由診療となるため、多くの場合、歯科医院独自の保証が設けられています。保証内容は歯科医院によって異なりますが、主にセラミックの破損や脱離、歯肉の退縮などです。
セラミック歯の保証期間は一般的には1〜5年程度ですが、歯科医院によっては10年以上の保証を提供しているところもあります。
ただし、保証は必ず受けられるわけではありません。保証を受けるためには定期検診をきちんと受けることや、歯科医院の指示に従って歯磨きやケアを行うことが大切です。万が一保証期間内にセラミックの歯が破損した場合は、早めに歯科医院に連絡しましょう。
セラミック歯は、適切なケアを行えば長く使用することができます。保証内容や期間をしっかり確認し、安心して治療を受けましょう。
セラミック治療に少しでも興味のある方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。