アクセス
【所在地】
〒349-0111 埼玉県蓮田市東5-9-8
いずみやビル4F
「蓮田駅 東口」から徒歩1分
診療について
- 受付時間
-
[月・火・水・金]
9:30~12:30
14:30~19:00
[第1 土]
9:30~12:30
14:30〜18:00
[第2 土]
8:30~12:30
14:30〜17:00
[第3 土]
9:00~12:30
14:00〜17:00
[第4 土]
8:30~12:30
14:30〜17:00
[第5 土]
8:30~12:30
14:30〜16:00 - 休診日
- 木・日・祝
歯の根管治療とは?必要なケースや治療の流れ、費用について紹介!
- 2024年9月28日
- 歯の根管治療とは?必要なケースや治療の流れ、費用について紹介!
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
「歯の根管治療とはどのような治療なの?」「歯の根管治療が必要なケースとは?」という疑問をおもちの方もいるでしょう。根管治療はご自身の歯を守るために大切な治療です。根管治療が必要であるにも関わらず放置すると、さまざまなリスクが伴います。
今回は、歯の根管治療とはどのような治療法なのか詳しく解説します。歯の根管治療の流れや費用、放置するリスクについても解説しますので、根管治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
歯の根管治療とは
歯の根管治療とは、感染した歯の根管(歯の内部)を治療することです。根管とは、歯髄と呼ばれる神経や血管が通る部分であり、ここから歯に栄養が供給されています。
虫歯が進行すると、細菌が歯髄に到達し、激しい痛みや顔の腫れが起こるのです。この状態は自然には回復せず、放置すると歯や周囲の骨に重大な影響を与える可能性があります。
歯の根管治療では、まず感染した歯髄を取り除き、根管内を清掃・消毒します。その後、再感染を防ぐために根管に薬を詰めます。この治療により、痛みや腫れが軽減され、歯を保存することができるのです。
歯の根管治療は、ご自身の歯を守るために重要な治療のひとつといえるでしょう。
歯の根管治療が必要なケース
歯の根管治療が必要なケースは、以下のとおりです。
歯が激しく痛む
激しい歯の痛みは、炎症が広がっていることをあらわしています。特に、冷たいものや熱いものを口にしたときに痛みが生じる場合、根管治療が必要なサインである可能性が高いです。
このような症状があるときは、早めに歯科医院を受診しましょう。適切な診断と治療を受けることで痛みを軽減し、抜歯を避けることができます。放置すると、症状が悪化する恐れがあるので注意しましょう。
歯茎が腫れている・膿が出ている
歯茎が腫れていたり膿が出ていたりする場合、歯髄が細菌に感染している可能性が非常に高いです。このような状態では、歯の根管治療が必要となることが多く、早期の対応が求められます。
放置すると症状が進行し、治療が難しくなることがあるため、できるだけ早く歯科医院で治療を受けましょう。適切な診断と治療を受けることで、早期に症状を改善できる可能性があります。
歯の色が変わった
歯が黄色や灰色に変色している場合、神経が壊死している可能性があります。この変色に加えて痛みや違和感がある場合は、特に根管治療が必要になることが多いです。この状態を放置すると、最終的には抜歯を避けられなくなることがあります。
歯が破折した
事故や外傷によって歯が破折したりヒビが入ったりすると、神経が露出することがあります。
歯の神経が露出すると、食べ物を噛んだときに歯がしみたり痛んだりするため、根管治療が必要になるケースが多いです。また、ヒビから細菌が侵入し感染を引き起こす危険性もあります。
さらに、歯ぎしりや食いしばりの習慣が原因でヒビが入ることもあるため、注意が必要です。
歯の根管治療の流れ
歯の根管治療の流れは以下のとおりです。以下の流れで治療を行うことによって、歯の機能を回復させることができます。
麻酔をして歯を削る
まず麻酔をして、痛みを感じない状態にします。次に、歯髄が露出するように歯を削り、穴を開けていくのです。このときに、虫歯になっている部分も取り除きます。
神経と感染組織を除去する
専用の器具を使って、感染した神経や血管を含む組織を取り除きます。根管内は複雑な形をしているため、取り残しがないように丁寧に治療を行います。
洗浄と消毒を行う
神経と感染組織を除去したら、根管内を洗浄・消毒します。細菌が残った状態になると、再感染を起こすリスクが高まるため、慎重に処置を行います。
仮蓋をする
根管内を洗浄・消毒したら、仮蓋をします。仮蓋には、次の治療まで新たな細菌が入らないようにする役割があります。治療を再開するときに仮蓋を外します。
洗浄と消毒を繰り返す
根管内が無菌状態になるまで洗浄と消毒を繰り返します。治療回数は歯の状態によりますが、2~4回程度です。
根管充填を行う
根管内がきれいになったら、専用の充填材を隙間なく詰めます。これにより再感染を防げるのです。充填後は、レントゲン撮影をして充填材が根の先まで行き届いているか確認します。不十分だと再感染の原因になります。
土台を立てて被せ物を装着する
充填が確認できたら、被せ物を支える土台を立てます。土台を立てたら、最終的な被せ物の型取りを行い、完成した被せ物を装着します。
歯の根管治療の費用と回数
歯の根管治療の費用と回数の目安は、以下のとおりです。
歯の根管治療の費用の目安
歯の根管治療の費用は、保険治療と自費治療で大きく異なります。保険治療の場合、3割負担で1,500円〜3,000円程度です。
一方、自費治療の場合は1本あたり7万〜15万円が相場で、歯科医院によっては数十万円以上かかることもあるでしょう。自費治療では最新の機器や材料が使用されるため、再発リスクが低くなります。
治療費を抑えるためには早期の治療が重要で、さらに医療費控除を活用することで経済的な負担を軽減することが可能です。
歯の根管治療の回数の目安
歯の根管治療の回数は、歯の位置によって異なります。前歯の場合は2〜3回、奥歯では3〜4回程度が平均です。これに加えて、被せ物を装着するまでは3回ほど通院する必要があります。
1週間に1回のペースで通院する場合は、トータルで1か月〜2か月程度の治療期間が必要になるでしょう。
ただし、これはあくまで平均的な回数です。患者さんの歯の状態によってはこれよりも治療の回数が増える場合もあります。特に複雑なケースでは1年以上かかることもあるでしょう。
歯の根管治療をしないとどうなる?
歯の根管治療をしないと、以下のような症状があらわれる可能性があります。
歯の根の先端に膿が溜まる
根管治療を行わずに放置すると、感染が進行し、歯の根の先端に膿が溜まることがあります。これは、細菌感染による炎症が引き起こすものです。
歯の根の先端に膿が溜まると周囲の組織にダメージを与え、強い痛みを感じることが多くなります。また、膿が溜まると、顔が腫れたり発熱したりすることもあるでしょう。
激しい痛みを感じる
歯の根の先端にまで炎症が広がると、非常に激しい痛みを引き起こす可能性があります。この痛みは絶え間なく続き、特に冷たいものや熱いものに対して敏感になるでしょう。痛みが強くなると、日常生活に支障をきたすこともあります。
顎の骨が溶かされて歯を失う
慢性的な炎症が続くと、顎の骨にまで影響を与えることがあります。この過程で顎の骨が徐々に溶けていき、最終的には歯を支える骨が失われる可能性があるのです。歯を支える骨がなくなると、歯を維持できなくなります。その結果として、抜歯が必要になることがあるのです。
まとめ
歯の根管治療とは、歯の内部の神経や血管を取り除いて洗浄・消毒する治療のことです。根管治療が必要であるにも関わらず放置すると、歯の根の先端に膿が溜まったり、激しい痛みを伴ったりします。痛みがあると日常生活に影響を及ぼすこともあるでしょう。
また、慢性的な炎症は顎の骨に影響を与え、最終的には歯を支える骨が失われる可能性もあります。この状態にまで進行すると、抜歯が避けられなくなる可能性があります。
ご自身の歯を残すためにも、気になる症状があったら放置せずに早めに歯科医院で相談しましょう。
根管治療を検討されている方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院では、お子様から年配の患者様まで、蓮田市にお住まいの方の様々なお口のお悩みを解決するために幅広い診療メニューをご用意しています。ホームページはこちら、ご予約・お問い合わせもお待ちしております。