インプラント治療とは、歯の抜けたところに人工歯根(インプラント)を埋め込み、人工の歯をその上に取り付ける治療法です。埋め込まれたインプラントには、骨と結合してしっかりと固定されます。その上に取り付ける人工の歯も、患者さんに合わせて一本ずつ作るので、噛みごこちも外観も天然の歯とほとんど変わりません。
歯に不都合を感じると、日々の食事の味わいや、人との会話を楽しむことさえ、なんだか難しい事に感じてしまいます。そのような方に向けて、新しく開発されたのがインプラントです。
インプラント治療では、天然歯の歯根と同様に機能し歯冠の色や形もより天然歯に近い感覚で自分の歯と同じように噛むことが可能です。
人生を前向きに楽しみ、充実してすごされる患者さんの生活を、わたしたち歯科スタッフとインプラントがしっかりサポートします。
アクセス
【所在地】
〒349-0111 埼玉県蓮田市東5-9-8
いずみやビル4F
「蓮田駅 東口」から徒歩1分
診療について
- 受付時間
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[月・火・水・金]
9:30~12:30
14:30~19:00
[第1 土]
9:30~12:30
14:30〜18:00
[第2 土]
8:30~12:30
14:30〜17:00
[第3 土]
9:00~12:30
14:00〜17:00
[第4 土]
8:30~12:30
14:30〜17:00
[第5 土]
8:30~12:30
14:30〜16:00 - 休診日
- 木・日・祝
インプラント
インプラントとは?
インプラントでできる5つのこと
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- 元の歯の働きがよみがえり、ご自分の歯と変わらない感覚を取り戻します。
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- コンプレックスを解消し、自信や積極性が回復します。
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- 形・色ともに自分の歯と変わらず、自然で美しい見た目を取り戻します。
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- 金具などの使用がなく削らない治療のため自分の歯の保護に繋がります。
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- 付け外しの必要がなく自分の歯と同じように歯磨きすればいいため、お手入れが簡単です。
お手入れをしっかりと行えば長い期間ご使用いただけます。
インプラントの最大のメリットは、キチンとした手入れをすることにより長い期間持続が可能な事です。
35年以上前に治療された患者さんのインプラントも、今なお問題なく機能しているという報告もあります。
(1965年にはじめてチタンによるインプラント治療がおこなわれました。)
インプラントには他にもこんなメリットが!
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- 歯を失ったことによる食べ物の制限、不快感など、さまざまな悩みが解消されます。
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- 義歯はしっかり固定されるので、入れ歯による「すべり」がありません。
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- レストランや旅行など人前でも気にすることなく食事ができます。
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- 天然の歯との区別が難しいほど自然な仕上がりです。
インプラント治療の良い点、留意点
歯を失った場合の治療法には、一般的に入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つの方法があり、インプラントには以下のような良い点と、そして留意点があります。
良い点
- ・天然の歯と同じ感覚で噛むことができる。
- ・天然の歯と遜色のない高い審美性。
- ・周りの歯を傷つけない。
ブリッジ、入れ歯等は治療する歯以外を削らなければならない場合があります。 - ・インプラントがあごの骨に力を加えるので、あごの骨がやせるのを防ぐことができる。
留意点
- ・手術が必要。
- ・審査の結果、インプラント治療が行えない場合がある。
- ・一般的な入れ歯やブリッジに比べて治療費が高い。
はじめてのインプラントは父だった
「父を治してあげたい」。
それが、私が歯科医になった動機です。そして私が歯科医になった時はすでに父の奥歯はなかったので、得意だった入れ歯を作ってあげました。しかし父の望みは入れ歯ではなく、なんでも食べることができるインプラントだったのです。
その望みをかなえようと、休日や時間のある時は必ず、セミナーや勉強会に参加しました。また友人や知り合いの先生に頼み込んで、手術を見学させていただきました。
その甲斐があって、インプラントの技術を習得するとともに、自信もつきました。そして最初の患者に父を選び、父に治療を行いました。治療の後、「なんでも食べられて快適だ」と楽しそうに食事をしている父の姿を見るたびに、がんばって努力してよかったと思います。2001年に治療したインプラントは現在も噛めて機能しています。
このように私のインプラントは、父への孝行心から身につきました。今ではそれが患者さまへの忠誠心となっています。患者さまに忠誠することは、実は父が教えてくれたことだったのです。
8020運動はもう古い、8020から10020へ
1989年(平成元年)から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動のことです。これは現在、大変な達成率となっており、2022年の歯科疾患実態調査によると、51.6%が達成しています。
1993年の達成率が10.9%だったことから考えれば、大変な効果が出ていると言えるでしょう。一方、これからは80才が基準ではなく、「人生100年時代」に合わせて、歯も100才まで生きることを前提として考えるべきだと思います。
80才はゴールではない。その先も考えて、お口のケアをしていくべきだと言いたいのです。その時に大切となるのが「かみ合わせ」です。
虫歯や歯周病のケアはできているのですが、かみ合わせを正すところにまでは及ばないで、結局、歯をなくすことになってしまいます。ここには大きな誤解があって、「年を取ったら、かみ合わせを正す歯科矯正はもうできないだろう」という考えです。
しかし現在の歯科治療から言えば、これは「NO」です。今はインビザラインというマウスピースを使った歯科矯正治療があります。これを活用すれば、年に関係なく、歯科矯正をして、かみ合わせを正すことができるのです。
「100才になっても20本の歯を残そう」。
これからはそのように考えていくようになるでしょう。そしてそれには、虫歯、歯周病対策に加えて、インビザラインでかみ合わせを正すことが不可欠です。逆に言えば、インビザラインでかみ合わせを正せば、100才で20本の歯を残すこともできると思います。そしてそれが令和の常識と日も近いと思います。
特徴が「ない」のが特徴
当院の患者さまの特徴は、「ない」というのが答えだと思います。
ほとんどの歯科医院は、「お子さまが多い」「女性が多い」「シニアが多い」などの特徴がありますが、当院はいろいろな患者さまにご愛顧いただき、そのような特徴がありません。
一方、まじめに通っていただく患者さまがほとんどで、リピート率が高いことが共通しています。また無断キャンセルもほとんどありません。
さらに、歯科治療で事件があっても、当院はその影響がほとんどありません。特に、インプラントやインビザラインといった高額の自費診療は、事故や事件があると極端に患者さまが減少すると言われますが、当院にはほとんどそれらの影響がありません。
これは当院の、患者さまを一時という点でとらえるのではなく、過去や未来も見据えた線、他の患者さまも視野に入れた面でとらえるという考え方からきているのかも知れません。この考え方が患者さまに浸透して、ずっとまじめに通い続けるという暗黙的な規律となっているのかも知れないのです。
そしてそのような患者さまに支えていただいていることで、「新しい治療法への積極的な取り組み」「患者さまが受け入れやすい料金」「安定した経営」が可能となっています。だからこそ、地域に貢献する歯科医院として存在できています。すべては患者さまのおかげなのです。
蓮見歯科医院のインプラント治療の特徴
当院ではインプラント治療の際歯肉、顎等のCT画像をパソコンに取り込み、それをデータ解析して治療に使用しています。
インプラント治療は歯だけでなく顎も関連していますからこれらのデータを活かす事でより安全で正確な治療を行うことができます。
インプラント治療の流れ
一回目の手術 (1日)
歯ぐきを開き、顎の骨にインプラントと同じ大きさの穴を形成します。
しっかり固定するようにインプラントを入れ、歯ぐきを閉じます。
治癒期間 (3~6ヵ月)
インプラントに力をかけずに、治療を待ちます。数ヶ月で骨とインプラントがしっかりと結合します。
二回目の手術 (1日)
インプラントが骨と結合したら、人工歯を取り付けるための部品を連結し、歯ぐきから露出させます。
治癒期間 (2~4週間)
歯ぐきの形が整うまで待ちます。
仮の歯の取り付け (1日)
お口の中の型をとり、あなたに合った仮の歯を製作します。仮の歯で噛み合わせを調整します。
製作期間 (1~2週間)
歯ぐきの治療を待ちます。時間をかけて、きれいな人工歯を製作します。
完成 (1日)
天然の歯と見分けのつかない人工歯をインプラントに装着し、お手入れの仕方などを練習します。
清潔な施術環境
蓮見歯科医院ではインプラント手術は専用のオペ室を用意しています
蓮見歯科医院では下記の基準で感染予防を考えております。
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- 院長自身や家族が安心して受けられるレベル
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- スタッフが自分の家族や知人を安心して紹介してくれるレベル
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- もし患者さんが肝炎・AIDSをご自身で感染していることを知らずに受信しても相互感染が起きないレベル
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- 知識が豊富な医療従事者でも安心して受診していただけるレベル
この4つのレベルを基準として、インプラントに関しては絶えずそれ以上を目指して、滅菌、消毒を心がけておりますので安心して受診ください。
「インプラント」についてよくある質問
- インプラント治療に年齢制限はありますか?
- 骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的・解剖学的に条件が満たされている限り、どなたでもインプラント治療を受けることができます。
年齢の条件はありません。
- インプラントの手術は痛いですか?腫れますか?
- 口の中だけの局所麻酔をするので、手術中の痛みはありません。
ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くない訳ではありません。
手術後には痛みや腫れが出る場合がありますが通常はすぐに治まります。
- 手術後のお口のお手入れはしなくて良いのですか?
- インプラントの寿命はお口のお手入れの仕方で決まります。歯ブラシだけでなく、補助的な清掃用具(歯間ブラシなど)を必要とすることもあります。
担当医や衛生士からお口のお手入れ方法の指導を受け、日頃の清掃に心がけて下さい。
必ず定期検診を受け、担当医からチェックと指導をしてもらう事が大切です。
- 治療費はどのくらいかかりますか?
- インプラント治療は自費診療なので保険は適用されません。
インプラントの本数や人工歯の種類、あなたのお口の状態によって異なります。詳しくは、担当医とよく相談してください。
- 治療期間はどのくらいかかりますか?
- 2回法の場合、顎の骨に埋め込んだインプラントが周囲の骨と結合するのに、個人差はありますが上顎で約6ヵ月、下顎で約4ヵ月かかります。 骨とインプラントが結合した後、頭出しの手術を行い治療を待つのに約4週間。その後、上に歯を入れるための期間が約2週間かかります。
- インプラント手術のために入院する必要がありますか?
- インプラントを埋め込む手術は、麻酔を使いますが入院の必要はありませんし、手術当日に帰宅できます。
- 以前の自分の歯と同じように噛めますか?
- 入れ歯が粘膜に支えられているのに対して、インプラントは顎の骨に支えられています。このため入れ歯につきもののガタつきもないので、入れ歯よりもしっかりと噛めるようになり、見た目も美しくなります。
- インプラントはどのくらいもちますか?
- インプラン自体はチタン製なので半永久的に機能します。
しかし、お手入れがしっかり出来ていないと天然歯と同様に歯槽膿漏のような状態になり、インプラント周囲の骨がやせてきてグラグラ動いてしまいます。
インプラントを長持ちさせるためには、毎日のきちんとしたお手入れが欠かせません。