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インビザラインの部分矯正で歯並びを改善!適応症例や費用を解説!
- 2023年12月9日
- インビザラインの部分矯正で歯並びを改善!適応症例や費用を解説!
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
インビザラインで気になる部分のみを矯正したいとお考えの方がいるのではないでしょうか。インビザラインには、歯列全体を矯正する「全体矯正」と気になる部分のみを矯正する「部分矯正」があります。
インビザラインの部分矯正にはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、インビザラインの部分矯正で治療できない症例はあるのでしょうか。
今回は、インビザラインで部分矯正をするメリット・デメリットや、治療できない症例について詳しく解説します。費用についても解説しますので、インビザラインの部分矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
インビザラインで部分矯正をするメリット
インビザラインには全体矯正と部分矯正がありますが、部分矯正を選択するメリットは何なのでしょうか。
インビザラインで部分矯正をするメリットは、以下の3つです。
- ・治療期間が短い
- ・痛みが少ない
- ・費用を抑えられる
それぞれ詳しく解説します。
治療期間が短い
インビザラインの全体矯正の治療期間は2〜3年程度が一般的でしょう。
一方、インビザラインの部分矯正の治療期間は3か月〜1年程度です。インビザラインの部分矯正は、全体矯正に比べて動かす歯の本数が少ないため、短期間で治療を終えられます。
痛みが少ない
インビザラインの全体矯正は、歯列全体に力を加えて歯を動かします。
一方、インビザラインの部分矯正では、一部の歯だけに力を加えて歯を動かすため、全体矯正に比べて痛みが少ないのです。
費用を抑えられる
インビザラインの部分矯正は動かす歯の本数が少ないため、全体矯正に比べて費用が安いです。費用面で治療を諦めていた方にとって、費用を抑えられる点は大きなメリットといえるでしょう。
インビザラインで部分矯正をするデメリット
インビザライン部分矯正のデメリットは、以下の3つです。
- ・適応症例が限られる
- ・噛み合わせの治療はできない
- ・歯を削る場合がある
それぞれ詳しく解説します。
適応症例が限られる
インビザラインの部分矯正は、すべての症例に適応されるわけではありません。歯を大きく動かす必要がある症例や抜歯が必要な症例は、インビザラインの部分矯正では治療できないのです。
インビザラインの部分矯正で治療できない場合は、全体矯正やワイヤー矯正で治療することになるでしょう。
噛み合わせの治療はできない
インビザラインの部分矯正は、特定の歯だけを矯正する治療法であるため、噛み合わせの治療はできません。噛み合わせを治療するためには全体矯正が必要です。
歯を削る場合がある
インビザラインの部分矯正では、歯を動かすスペースを確保するために歯を削ることがあります。削る歯の量は0.1~0.25mm程度とわずかではありますが、健康な歯を削ることに抵抗がある方にとってはデメリットといえるでしょう。
インビザラインの部分矯正で治療できる症例
インビザラインの部分矯正は、軽度の症例にしか適応されません。
インビザラインの部分矯正で治療できる症例は、以下のとおりです。
軽度の捻転歯(ねんてんし)
軽度の捻転歯(ねんてんし)は、インビザラインの部分矯正で治療できます。捻転歯とは、歯がねじれている状態です。
インビザラインの部分矯正で治療できるのは、前歯のねじれに限ります。奥歯のねじれはインビザラインの部分矯正では治療できません。奥歯のねじれを治療したい場合は全体矯正が必要になるでしょう。
インビザラインの部分矯正で前歯のねじれを治療する場合、歯を削って歯を動かすスペースを確保できることが条件です。
軽度のすきっ歯
軽度のすきっ歯も、インビザラインの部分矯正で治療できます。すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある歯並びです。
インビザラインの部分矯正ですきっ歯を治療する場合、ほかの歯並びに問題がないことが条件です。噛み合わせが深い場合や出っ歯など、ほかの歯並びに問題がある場合は全体矯正が必要になります。
軽度の出っ歯
軽度の出っ歯も、インビザラインの部分矯正で治療できます。出っ歯とは、下の前歯よりも上の前歯が前に突出している歯並びです。
インビザラインの部分矯正で出っ歯を治療する場合、噛み合わせに問題がないことが条件です。噛み合わせに問題がある場合や重度の出っ歯は、全体矯正が必要になります。
軽度の叢生(そうせい)
軽度の叢生(そうせい)も、インビザラインの部分矯正で治療できます。叢生とは、歯が重なって生えている歯並びです。顎の大きさに対して歯のサイズが大きく、歯が生えるスペースがない場合に叢生になります。
インビザラインの部分矯正で叢生を治療する場合、歯を削って歯を動かすスペースを確保できることが条件です。歯を削って歯を動かすスペースが確保できない場合や重度の叢生は、全体矯正が必要になります。
インビザラインの部分矯正で治療できない症例
上述のとおり、インビザラインの部分矯正で治療できるのは軽度の症例のみです。インビザラインの部分矯正で治療できない症例には、どのようなものがあるのでしょうか。
インビザラインの部分矯正で治療できない症例は、以下のとおりです。
全体的な噛み合わせや歯並びに問題がある症例
全体的な噛み合わせや歯並びに問題がある症例は、インビザラインの部分矯正では治療ができません。
全体的な噛み合わせや歯並びに問題がある症例とは、主に以下のとおりです。
- ・過蓋咬合(かがいこうごう)
- ・重度のすきっ歯
- ・重度の出っ歯
- ・重度の八重歯
上記のような症例は、前歯だけに問題がある症例に思えるでしょう。
しかし、全体的な噛み合わせや歯並びが原因となっている場合があるため、インビザラインの部分矯正では治療ができないのです。上記のような症例は、全体矯正が必要になるでしょう。
抜歯が必要な症例
抜歯が必要な症例も、インビザラインの部分矯正では治療できません。
抜歯が必要になる症例は、主に以下のとおりです。
- ・反対咬合(はんたいこうごう)
- ・重度の出っ歯
- ・重度の八重歯
上記のような症例を治療する場合、歯を動かすスペースを確保するために抜歯をすることがあります。抜歯をする場合、歯を大きく移動させる必要があるため、インビザラインの部分矯正では治療ができないのです。
インビザラインで部分矯正をする場合の費用
インビザラインで部分矯正をする場合、どれくらいの費用がかかるのか気になる方もいるでしょう。
インビザラインの部分矯正の費用相場は300,000〜400,000円程度です。
インビザラインの全体矯正の費用相場は700,000〜1,000,000円程度であるため、部分矯正のほうが安いことがわかるでしょう。インビザラインの部分矯正は、全体矯正に比べて動かす歯の本数が少ないため、費用が安いのです。
歯科医院によっては、調整料が別途必要となる場合もあります。調整料の相場は、4,000〜10,000円程度です。
なお、インビザラインは保険が適用されない自費診療のため、歯科医院によって費用は異なります。詳しい費用については、歯科医院で確認しましょう。
まとめ
今回は、インビザラインの部分矯正について解説しました。
インビザラインの部分矯正は全体矯正に比べて治療期間が短く、費用も安いです。また、痛みが少ないというメリットもあります。
一方で、適応症例が限られる点や歯を削ることがある点はデメリットといえるでしょう。インビザラインの部分矯正で治療できる症例は、軽度の症例のみです。噛み合わせに問題がある症例や重度の症例は、全体矯正やワイヤー矯正での治療が必要になるでしょう。
ご自身の歯並びがインビザラインの部分矯正で治療できるかは、歯科医師が判断します。インビザラインの部分矯正を検討されている方は、一度歯科医院を受診して適応症例か診てもらうとよいでしょう。
インビザラインの部分矯正に少しでも興味のある方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。