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インビザライン治療期間が延長になるのはなぜ?原因と対策について
- 2024年6月15日
- インビザライン治療期間が延長になるのはなぜ?原因と対策について
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
「インビザラインの治療期間が延長するのはどんなとき?」といった疑問をお持ちではありませんか。インビザラインは、治療に数ヶ月〜数年単位の長い期間がかかります。治療期間を長引かせず、スムーズに終わらせたいと考える方も多いでしょう。
本記事では、インビザライン治療が長引く原因や、計画通りに進めるために心がけると良いことなどを解説していきます。インビザライン治療がスムーズに進まず悩んでいる方や、これからインビザラインを受ける方は、ぜひ参考にしてください。
目次
インビザラインの治療期間
インビザラインの一般的な治療期間をご存じでしょうか。治療する歯の本数や歯の生え方によって異なりますが、部分矯正で半年〜1年程度、全体矯正で1〜3年程度が目安とされています。
インビザラインでは、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら歯を動かしていきます。そのため、歯並びが大きく乱れている場合は使用するマウスピースの枚数が増え、治療期間が長くなるでしょう。
インビザラインの治療期間が長くなるケース
インビザラインの治療期間が長引くのはどのようなケースでしょうか。以下3つが挙げられます。
・重度の叢生
・抜歯する必要がある
・歯槽骨が硬い
それぞれ順番に解説していきます。
重度の叢生
重度の叢生の場合は、インビザラインの治療期間が長くなる可能性があります。叢生とは、歯が前後に重なり合ってデコボコ生えている状態のことです。
歯の大きさに対して顎が小さいと、歯が生えるスペースが足りず叢生になりやすいです。叢生が重度の場合は、歯を動かす距離が長くなるため治療期間も長引く傾向にあります。
抜歯する必要がある
抜歯を要する場合も、治療期間が長くなる可能性があります。抜歯した箇所の隙間を埋めるために歯の移動距離が長くなることから、通常の治療よりも時間がかかるのです。抜歯に抵抗がある方や、治療期間を短くするために抜歯を避けたいと考える方もいるかもしれません。
しかし、抜歯が必要な症例にも関わらず抜歯せずに治療すると、歯がスムーズに動かず逆に治療が長引くケースもあります。歯科医師とよく相談して、治療計画を立てましょう。
歯槽骨が硬い
歯槽骨が硬い方は、インビザライン治療が延長しやすいかもしれません。
歯槽骨は、歯を固定している骨のことです。歯槽骨の硬さには個人差があり、柔軟であるほど矯正の際に歯がスムーズに動きます。歯槽骨が硬いと歯が動きにくいため、治療に時間がかかるでしょう。
インビザラインの治療が延長してしまう原因
インビザラインの治療が延長してしまう原因として、主に以下の5つが挙げられます。
・マウスピースを適切に装着できていない
・マウスピースの管理が不適切だった
・リファインメントを行った
・虫歯になった
・喫煙の習慣がある
それぞれ詳しく解説していきます。
マウスピースを適切に装着できていない
マウスピースの装着時間が足りないと、治療期間が長くなります。インビザライン治療では、マウスピースを1日20〜22時間以上装着する必要があります。マウスピースを外している間は歯が動かないため、矯正治療は進みません。
また、インビザライはマウスピースを正しく装着することで、治療の効果を最大限に発揮します。マウスピースが浮いたまま装着していると、歯を動かすために必要な力がかかりません。
治療計画どおりに歯が動かずマウスピースが合わなくなり、治療期間が長引くことがあるので注意が必要です。
マウスピースの管理が不適切だった
マウスピースの管理が不適切だと、治療期間が延長する原因になる場合があります。
例えば、マウスピースは熱に弱いため、洗浄するときにお湯を使ったり装着したまま熱い飲食物を口にしたりすると、マウスピースが変形して合わなくなる恐れがあります。マウスピースが合わなければ適切な矯正効果が得られないため、治療に影響するでしょう。
また、マウスピースを破損・紛失すると、場合によっては新しいマウスピースを作り直さなくてはいけなくなり、治療期間の延長につながります。新しいマウスピースが届くまでには1ヶ月ほどかかります。
マウスピースをしっかり管理し、計画通りに治療を進められるようにしましょう。
リファインメントを行った
リファインメントとは、治療計画と実際の歯の動きのずれを調整する、もしくは理想の歯並びにより近づけるためにマウスピースを追加することです。一度のリファインメントで15〜30枚ほどマウスピースを追加するため、治療期間が延長されます。
虫歯になった
インビザライン治療をしている途中で虫歯になると、治療期間が長引くことがあります。虫歯を放置すると、インビザライン治療をしている間にもどんどん悪化します。そのため、インビザラインを中断し、虫歯治療を優先させることが多いです。
虫歯治療によって歯の形や咬み合わせが変化した場合は、マウスピースの作り直しが必要になることも考えられます。口内の清潔を保ち、虫歯にならないよう心がけましょう。
喫煙の習慣がある
喫煙の習慣も、治療を長引かせる原因になるでしょう。タバコに含まれる有害物質は血管を収縮させ、血流を悪くします。歯や歯茎など口腔内の血の巡りが悪くなると、代謝が落ち歯が動くスピードも低下します。そのため、治療期間の延長につながるのです。
インビザラインの治療を予定通りに進めるには
インビザラインの治療を予定通りに進めるには、以下の4つを心がけてみると良いでしょう。
・マウスピースの装着時間を守る
・マウスピースを適切に管理する
・セルフケアを怠らない
・禁煙する
一つずつ順番にみていきましょう。
マウスピースの装着時間を守る
インビザライン治療を予定通りに終えるには、マウスピースの装着時間を守ることが最も重要です。マウスピースを装着することで歯を動かしているため、マウスピースを外している時間が長いと治療が進みません。
インビザラインでは、1日20〜22時間以上マウスピースを装着する必要があります。食事や歯磨きの時以外はできるだけ外さないようにしましょう。
マウスピースを適切に管理する
マウスピースを正しく管理するのも、インビザライン治療をスムーズに終えるためには重要です。マウスピースの管理が不適切だと、変形や破損につながり治療に影響します。
マウスピースを保管するときは必ず専用のケースに入れる、洗浄するときはお湯を使わないなどを徹底し、適切に管理しましょう。
また、誤った方法でマウスピースを着脱すると、変形する恐れがあります。変形するとマウスピースが合わなくなり治療効果が得られなくなるため、作り直しになって時間がかかる可能性があります。付けるときは前歯から、外すときは奥歯からを意識して優しく扱いましょう。
セルフケアを怠らない
歯磨きなどの口腔ケアを丁寧に行うと虫歯を予防できるため、治療期間の延長を防げます。フロスや歯間ブラシを歯ブラシと併用することで、より清掃効果が高まるでしょう。
特に、食後にインビザラインを装着する前には、必ず口腔ケアとマウスピースのケアを行ってください。
禁煙する
喫煙習慣のある方は、禁煙するれば治療を早く終わらせられる可能性が高くなります。タバコの成分であるニコチンは、血流を滞らせ代謝を悪くさせます。代謝が悪くなると、骨吸収と骨形成のスピードが鈍くなり、歯の動きも遅くなるのです。
どうしても禁煙が難しい方は、まずはタバコの本数を減らすことから始めてみましょう。
まとめ
本記事では、インビザライン治療が長引く原因や、予定通りに治療を進めるために心がけると良いことなどを解説してきました。インビザラインを予定通りに終えるには、マウスピースの装着時間と正しい管理方法を守ることが最も重要です。
歯科医院から受けた説明を守り、モチベーションを維持しながら治療を続けてください。スムーズ治療を進められ、予定通りに終わらせることにつながるでしょう。
インビザラインに少しでも興味のある方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。