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マウスピース矯正では口臭が発生する?原因・対策・お手入れ方法について
- 2024年9月7日
- マウスピース矯正では口臭が発生する?原因・対策・お手入れ方法について
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
「マウスピース矯正を始めたら、口臭を強く感じるようになった」という方も少なくありません。口臭は、身だしなみとしても気になる方が多いため「口臭が発生するならマウスピース矯正はしたくない」と思う方もいるでしょう。
本記事では、マウスピース矯正によって口臭が発生するのかどうか、口臭対策はあるのかどうか詳しく解説します。マウスピース矯正を快適に行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
マウスピース矯正とは
マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを使って歯を正しい位置に動かす矯正方法です。マウスピースを、1~2週間ごとに次の段階のものと交換しながら、少しずつ歯を動かして歯並びを整えていきます。
また、歯並びを整えるだけでなく、歯列を横に広げたり奥へ動かしたりできる為、抜歯が不要になる可能性もあるでしょう。
ただし、マウスピースを1日20時間以上装着し、食事の際や歯磨きの際のみ外す必要があります。装着時間が不足すると治療計画通りに歯が動かず、治療期間が長引くこともあるので注意しましょう。
ワイヤー矯正との違い
ワイヤー矯正とは、ブラケットいう器具を歯に装着し、ワイヤーを通すことで歯を動かす矯正方法です。ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いには、適応症例の多さが挙げられます。
ワイヤー矯正は適応症例の範囲が広く、マウスピース矯正よりも多くの歯並びの問題を解決できるでしょう。マウスピース矯正は、軽度の受け口や開咬、叢生などは治療可能ですが、重度の場合は適応外です。
マウスピース矯正を受けようと思っていても、治療対象外になる可能性があるのです。その場合、ワイヤー矯正を併用したり、ワイヤー矯正に切り替えたりする必要があるでしょう。
また、矯正治療に伴う痛みにも違いがあります。ワイヤー矯正は強い力で歯を動かすので、痛みが生じやすいです。
マウスピース矯正は弱い力で少しずつ歯を動かすので、ワイヤー矯正より痛みが少ないとされています。矯正治療の痛みをなるべく少なくしたい方は、マウスピース矯正を選ぶと良いでしょう。
矯正中の見た目にも大きな違いがあります。マウスピース矯正で使うマウスピースは、透明で目立ちにくいです。
ワイヤー矯正の装置を歯の表側につけた場合、目立つでしょう。そのため、人前に出る仕事をしていて口元を人に見られる機会が多い方は、マウスピース矯正を選ぶ傾向にあります。
マウスピース矯正は口臭が発生する?
口臭は多くの方が気になる問題です。マウスピース矯正では、マウスピースを長時間装着することによって口臭が発生・悪化するケースがあります。
矯正している人は、していない人よりも口臭が発生・悪化しやすいとされているのです。
マウスピース矯正で口臭が発生する原因
マウスピース矯正で口臭が発生するのには、様々な原因が考えられます。
マウスピースが汚れている
マウスピースをしっかりと洗浄できていないと、口臭の原因になります。マウスピースはプラスチック製ですが、プラスチックには臭いがうつりやすいという特徴があります。
マウスピース矯正では食事の際にマウスピースを外すため、汚れていないと思う方もいるかもしれません。
しかし、食事による汚れだけでなく、唾液もマウスピースの臭いの原因になります。マウスピースを洗浄せずに放置していると、唾液の成分が石灰化してマウスピースに付着し、口臭の原因になるのです。
マウスピースにぬめりがあったり白っぽくなっていたりする場合は、マウスピースが汚れていると考えられます。マウスピースが汚れていると、歯をいくらきれいに磨いていても口臭が発生するため、きちんと洗浄して清潔に保ちましょう。
マウスピースの装着前に歯磨きをしていない
マウスピースが綺麗であっても、装着する歯が汚れていれば口臭の原因になります。歯にプラークや食べかすが着いた状態でマウスピースを装着すれば、細菌が繁殖して臭いが発生するのです。
また、通常は汚れや食べかすは唾液の自浄作用によってある程度洗い流されますが、マウスピースを装着すると歯全体が覆われるため、歯に唾液が行き届きません。唾液の作用が得られず汚れが蓄積しやすいため、口臭の原因になるでしょう。
マウスピース矯正をしている方は、していない方より丁寧に歯磨きをする必要があります。
マウスピース矯正によるストレス
マウスピース矯正は、痛みや負担が少ない矯正治療と言われています。
しかし、マウスピースの装着によって話しにくくなるなど、日常生活に支障が出ることはあり、ストレスに感じるケースもあるでしょう。ストレスは唾液の分泌量を減らすといわれているため、前述した唾液の自浄作用が低下すると口臭を発生させる場合があるのです。
マウスピースに傷がついている
マウスピースに傷がつくことも、口臭の原因につながります。マウスピースはプラスチックで作られているため、目に見えない小さな傷がつきやすいです。
マウスピースに傷があると、傷に臭いを発生させる汚れや細菌が入り込むため、口臭の原因になるのです。
マウスピース矯正の口臭対策
マウスピース矯正中に口臭を発生させないためには、口臭対策が重要です。口臭対策をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
歯磨きを丁寧に行う
丁寧に歯磨きを行って口の中の汚れをきれいに落とせば、口臭を予防・改善できます。特に、歯と歯の間は歯ブラシが届かないため、歯間ブラシやフロスを使って効率的に汚れを落としましょう。
歯科医院では、正しい歯磨きの方法を教えてもらえます。セルフケアの質を上げると、口臭対策になるので、ぜひ一度歯磨き指導を受けてみてください。
マウスピースをしっかり洗浄する
マウスピースに汚れが付着して細菌が繁殖すると、口臭の原因になります。そのため、マウスピースを外したら、その都度洗いましょう。
マウスピースを洗う際は、水を使用してください。プラスチックは熱に弱いため、熱湯を使用すると変形する恐れがあります。硬めの歯ブラシを使用して洗うと、マウスピースの表面を傷つける可能性があるので、やわらかめのものを使用しましょう。
また、週に1回ほど、マウスピース専用の洗浄剤を使用するのも効果的です。マウスピース専用の洗浄剤を使用すると、マウスピースに付着している目に見えない汚れやにおいを除去できます。
定期的に歯科医院を受診する
口臭が気になる方は、歯科医院を定期的に受診して口内の状態をチェックしてもらうのも良いでしょう。口臭の原因が、歯の汚れやマウスピースの汚れ以外の可能性もあります。
マウスピースや口腔内にトラブルが起こっている場合、矯正治療にも影響を及ぼす恐れもあるでしょう。定期的に歯科医院を受診することで、口臭につながるトラブルの早期発見・改善が期待できます。
また、歯科医院ではクリーニングをしてもらえます。歯石などのセルフケアでは除去できない汚れも徹底的に取り除いてもらえるため、口臭を予防できるでしょう。
ご自身では口臭の原因を解明することは難しいので、一度歯科医師に相談してみてください。
マウスピース矯正のお手入れ方法
マウスピース矯正中の口臭予防として最も重要なのが、マウスピースのお手入れです。マウスピースは、食事や歯磨きで外す度に水道水で流しながらこすり洗いをしましょう。
上述したように、お湯を使うと熱でマウスピースが変形する可能性があるため、使わないようにしてください。また、硬いブラシでこするとマウスピースに傷がつく可能性があるため、指、もしくはやわらかめのブラシで優しくこすり洗いしましょう。
洗浄が終わったら、しっかりと乾かしてからケースにしまったり再度装着したりしましょう。乾かす際も、ドライヤーなどの温風は使用せず自然乾燥させてください。
まとめ
マウスピース矯正では、マウスピースが汚れていたり歯が汚れていたりすると、口臭が発生します。そのため、歯やマウスピースを清潔に保つことが大切です。
マウスピースや歯を清潔にしていても口臭がするという場合には、口内やマウスピースにトラブルが発生している可能性があるでしょう。歯科医院を受診して相談してみてください。
また、ご自身ではきれいに歯を磨けているつもりでも、磨き残しが生じていることもあるため、定期的に歯科医師にマウスピースの状態と歯の状態をチェックしてもらいましょう。
マウスピース矯正による口臭にお悩みの方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院では、お子様から年配の患者様まで、蓮田市にお住まいの方の様々なお口のお悩みを解決するために幅広い診療メニューをご用意しています。ホームページはこちら、ご予約・お問い合わせもお待ちしております。