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奥歯をセラミックに!メリットや種類、費用を解説!
- 2024年6月29日
- 奥歯をセラミックに!メリットや種類、費用を解説!
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
奥歯は前歯などに比べると外から見えにくい位置にありますが、大きく口を開けたり笑ったりしたときに銀歯が目立つことがあります。奥歯にセラミックを選択することで、人工歯とは思えないほど自然で美しい歯が手に入るでしょう。
この記事では、奥歯をセラミックにするメリットについて解説します。奥歯に使用できるセラミックの種類やそれぞれの特徴、費用についても言及していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
奥歯には銀歯とセラミックどちらがいい?
奥歯の治療をする際、銀歯とセラミックのどちらを使用したほうがよいかは、一概にはいえません。銀歯とセラミックのどちらにも、メリット・デメリットがあるからです。
しかし「見た目のよい歯を入れたい」「できるだけ再治療したくない」などの場合、銀歯よりもセラミックを選択するほうが、希望通りの治療ができるかもしれません。
銀歯は強度が高いため、負担のかかりやすい奥歯に使用しても破損するリスクは低いでしょう。保険適用で治療できるため、費用が抑えられるのもメリットです。
しかし、銀歯は奥歯の位置でも目立つことがあります。経年劣化しやすいため、長持ちしにくいこともデメリットでしょう。
セラミックは費用がかかりますが、人工歯とは思えないほど見た目が自然で美しいのがメリットです。機能性にも優れているため、虫歯が再発しにくく銀歯よりも長持ちするでしょう。
治療を後悔しないためには、優先したいポイントを明確にすることが大切です。セラミックと銀歯の両方のメリット・デメリットを理解し、歯科医師とともによく検討しましょう。
奥歯をセラミックにするメリット
奥歯をセラミックにするメリットは、主に以下の5つが挙げられます。
見た目が美しい
セラミックは白さだけでなく、天然歯のような透明感やツヤがあります。そのため、セラミックの歯だと気付かれることは少ないでしょう。
また、着色しにくいという特徴もあるため、長期間にわたって美しい見た目を維持できることもメリットの一つです。
虫歯や歯周病になりにくい
セラミックは表面がツルツルしており、汚れが付着しにくい特徴があります。細菌が繁殖しにくいため、虫歯や歯周病のリスクが低いのも大きなメリットです。
特に、歯磨きしにくい奥歯は、虫歯になりやすいといわれています。銀歯は劣化により変形しやすく、すき間や段差ができることがあります。汚れが蓄積しやすいため、虫歯が再発することも少なくないでしょう。
寿命が長い
個人差はありますが、銀歯の寿命は一般的に5〜7年ほどです。劣化した銀歯を使用し続けると口内トラブルの原因になることもあるため、再治療が必要です。
セラミックは虫歯になりにくいうえ歯としっかり密着するため、寿命が長いのがメリットです。適切なケアを続けていれば、10年以上持つこともあります。
ただし、銀歯もセラミックもケアが不適切であれば、一般的な年数よりも早いタイミングで寿命を迎えるでしょう。毎日の歯磨きと定期的なメンテナンスで、お口の中を清潔に保つことが大切です。
金属アレルギーのリスクがない
銀歯を長く使用していると、唾液により金属成分が溶け出し金属アレルギーを発症することがあります。金属アレルギーを発症すると、歯茎や舌、唇などがかぶれたり腫れたりする症状が出ます。お口の中だけでなく、全身の健康に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。
銀歯の治療をした方が全員金属アレルギーになるわけではありませんが、突然症状が出ることもあります。セラミックには金属を一切使用していない種類もあるため、金属アレルギーの心配はないでしょう。
歯茎が黒ずまない
金属アレルギーと同じく、銀歯から溶け出した金属成分が歯茎に吸収され、歯茎が黒ずむことがあります。金属が含まれていないセラミックの種類を選択することで、歯茎の黒ずみを避けられるでしょう。
歯茎の見た目が悪くなると、清潔感がないように見えてしまいます。歯も歯茎も美しい見た目を保ちたい方は、銀歯を避けるのがいいかもしれません。
奥歯をセラミックにするデメリット
セラミックは見た目が良く、丈夫で長持ちしやすいため奥歯にも使用できますが、以下のデメリットもあるため注意が必要です。
費用がかかる
セラミックは保険適用外なので、治療にかかる費用が高額です。自由診療のため費用は歯科医院によって異なりますが、銀歯よりもコストがかかるでしょう。費用面を重要視している方は、銀歯を選択すると良いでしょう。
しかし、銀歯は長持ちしにくいため、再治療が必要になることが多いといえます。再治療のたびに費用がかかるうえ、歯を削る量も増えるでしょう。
セラミックは初期投資が必要ですが、長持ちしやすいため結果的にコストパフォーマンスが良いといえるかもしれません。
破損することがある
セラミックは丈夫な素材ではありますが、強い衝撃を受けると破損することがあります。そのため、噛み合わせが深い方や歯ぎしり・食いしばりのある方は治療できない場合があるでしょう。
セラミックの中でも丈夫な素材を選べば、対処できる可能性があります。また、歯ぎしりや食いしばりのある方は、ナイトガードを装着することでセラミックにかかる負荷を減らせるでしょう。
歯を削る量が多い
詰め物や被せ物を装着する際には歯を削りますが、セラミックは銀歯よりも歯を削る量が多いのがデメリットです。銀歯は強度の高い金属のため、詰め物や被せ物を薄く作れます。
しかし、セラミックは銀歯よりも強度が低い素材です。強度を補うために、厚く作らなければなりません。厚みのあるセラミックを装着するには、歯を大きく削りスペースを十分に確保する必要があります。
そのため、健康な歯を多く削ることに抵抗がある方には向いていないかもしれません。
奥歯に使用できるセラミックの種類
ここでは、奥歯に使用できるセラミックの種類について解説します。
ジルコニアセラミック
セラミックの中でも最も硬い素材で、人工ダイヤモンドとも呼ばれるセラミックです。高い強度を誇るため、負担のかかりやすい奥歯に多く使用されます。噛み合わせの深い方や歯ぎしり・食いしばりのある方でも問題なく使用できるでしょう。
ただし、ジルコニアセラミックは強度の高さから、噛み合う歯を傷つけることがあるため注意が必要です。
e-max
ガラスセラミックとも呼ばれ、さまざまなセラミックのメリットを兼ね備えた素材です。ジルコニアセラミックと同じく強度が高く、透明感のある美しい見た目がメリットです。
e-maxは硬すぎないため、噛み合う歯を傷つけることも少ないでしょう。審美性と強度の高さから、前歯だけでなく奥歯にも使用されることが多いです。
ハイブリッドセラミック
レジンとセラミックを混ぜ合わせた素材です。オールセラミックほど見た目は優れていませんが、見えにくい奥歯であれば気にならない方も多いでしょう。また、他のセラミックよりも、費用が安いのがメリットです。
ただし、レジンが混和していることから、経年的な摩耗や変色は避けられないでしょう。変形や経年劣化により長持ちしにくいので、デメリットを理解したうえで検討することが大切です。
メタルボンド
他のセラミックと違い、金属とセラミックを併用した被せ物です。内側には金属、表側にはセラミックを施しているため、強度と審美性の高さを兼ね備えています。
金属アレルギーなどのリスクはあるものの、耐久性は銀歯と同じくらい高いため、負担のかかりやすい奥歯に使用しても問題ないでしょう。
奥歯をセラミックにする場合にかかる費用
奥歯をセラミックにする際にかかる費用は、セラミックの種類や歯科医院によって異なります。治療箇所によっても異なりますが、一般的には詰め物であれば4~10万円程度、被せ物であれば10~20万円程度かかるでしょう。
銀歯のほうが費用は安いですが、虫歯を再発しやすいのがデメリットです。費用を抑えるために銀歯を選んだはずが、再治療が必要になって経済的な負担が増加することもあるでしょう。
銀歯は強度が高いなどのメリットもあるため一概に悪い素材だとはいえませんが、歯の健康を考えるなら銀歯よりもセラミックを選ぶと良いかもしれません。
まとめ
奥歯の治療にセラミックを選ぶことには、審美性が高さや長持ちしやすいなど多くのメリットがあります。虫歯の再発を予防する効果もあるので、銀歯がすでに入っている方もセラミックへの変更を検討するとよいかもしれません。
ただし、銀歯にもメリットはあるので、治療の際には銀歯とセラミックのどちらのデメリットも理解し、よく検討することが大切です。
セラミックに少しでも興味のある方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。