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ワイヤー矯正の種類3つ!選び方や種類ごとの費用目安について
- 2024年10月19日
- ワイヤー矯正の種類3つ!選び方や種類ごとの費用目安について
皆さん、こんにちは。蓮田市にある蓮見歯科医院です。
ワイヤー矯正は、さまざまな歯並びに対応できるベーシックな矯正方法です。ワイヤー矯正を検討している方は「どのような種類があるのか」「費用はどれくらいかかるのか」といったことが気になるのではないでしょうか。
ワイヤー矯正に種類があるなら、選び方も知りたいことでしょう。
この記事では、ワイヤー矯正の仕組みと種類、費用の目安や装置の選び方を紹介しています。自分の希望に沿った治療を行いたいと考えている方は、参考にしてください。
目次
ワイヤー矯正の仕組み
ワイヤー矯正に限らず、矯正治療では歯槽骨の吸収と再生を利用して歯を動かします。歯槽骨は顎の骨の一部で、歯の根っこを支えています。歯槽骨と歯の根っこの間で両者を結びつけているのは、歯根膜という薄い膜です。
矯正装置のワイヤーにより歯に力が加わると、歯が向かおうとする側の歯根膜は縮み、反対側の歯根膜は伸びます。
このとき、縮んだほうの歯根膜は元の厚さに戻ろうとして、歯槽骨を溶かす細胞を作ります。そして、伸びたほうの歯根膜は元の厚さに戻るために、歯槽骨を作る細胞を産生します。歯根膜の働きによって起こる歯槽骨の吸収と再生を利用して、歯を移動させるのです。
ワイヤー矯正の種類3つ
ワイヤー矯正には、以下の3つの種類があります。
・表側矯正(唇側矯正)
・裏側矯正(舌側矯正)
・ハーフリンガル矯正
それぞれの種類を詳しく紹介します。
表側矯正(唇側矯正)
表側矯正(唇側矯正)とは、歯の表側(唇がある側)にブラケットとワイヤーをつける方法です。一般的な方法で、さまざまな症例に対応できます。
違和感が少なく、食事や発音に大きな影響を与えにくいのが特徴です。装置を視認できるため、歯磨きもしやすいです。
ただし、矯正装置が目立つので、見た目が気になる方は避ける傾向があります。
裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正は、ブラケットとワイヤーを歯の裏側(舌がある側)につける方法です。歯の裏側に装置が隠れるので、矯正治療していることがわかりにくいです。
ただし、矯正装置が舌に当たるため痛みや違和感が出やすいです。また、費用は表側矯正よりも高く、治療期間も長くなりやすいです。
また、裏側矯正ができる症例は限られています。歯並びが極端に悪い方や舌が大きい方、咬み合わせが深い過蓋咬合の方は、表側矯正を勧められるかもしれません。
歯科医院によっては裏側矯正を行っていない場合もあるので、希望する方は事前に確認が必要です。
ハーフリンガル矯正
ハーフリンガル矯正は、表側矯正と裏側矯正の両方を取り入れた方法です。上の歯には裏側矯正、下の歯には表側矯正をします。
表側矯正のデメリットである矯正装置の目立ちやすさを、上だけ裏側矯正にすることで軽減できます。上下の歯を裏側矯正するより費用を抑えられることも特徴でしょう。
裏側矯正の場合、下の歯に装着した装置が舌にあたるので違和感を覚えやすいです。ハーフリンガル矯正では、下の歯は表側に矯正装置をつけるので、痛みや違和感を軽減できるでしょう。
ただし、笑ったときに下の歯が見える方は、ハーフリンガル矯正の利点を十分に享受できません。また、裏側矯正と同じく歯並びや舌、咬み合わせの状態によっては、別の治療法を勧められる場合もあります。
ワイヤー矯正の装置の種類
ワイヤー矯正の装置(ブラケット)とは、ワイヤー矯正をする際に歯の表面につける装置です。ワイヤーから加えられる力を適切に歯に伝えるための装置と言えます。
主な種類は、以下のとおりです。
・メタルブラケット
・プラスチックブラケット
・セラミックブラケット
・ジルコニアブラケット
それぞれの種類を詳しく紹介していきます。
メタルブラケット
メタルブラケットは、金属でできた矯正装置です。広く使用されているベーシックなタイプで、矯正にかかる費用を抑えることができ、耐久性が高いのが特徴です。さまざまな症例に対応できることも大きな特徴です。
ただし、メタルブラケットの色は銀色で目立ちます。見た目が気になる方は抵抗感を持つかもしれません。昨今では装置の小型化が進んでおり以前よりは見た目が改善されていますが、現物を見せてもらってから判断すると良いでしょう。
プラスチックブラケット
プラスチックブラケットは、透明のプラスチックでできた装置です。矯正装置が目立たない点やソフトな感触が魅力です。費用はメタルブラケットよりも高くなることが多く、治療期間は長くなりやすいでしょう。
プラスチックは強度が低いため、大きな力をかけられません。他の装置に比べて歯の移動をゆっくり行わないといけないので、治療期間が長くなりやすいです。また、大きな力をかけなければならない症例には使用できません。
飲食物の色素を吸着して、変色することがあるのもデメリットでしょう。
セラミックブラケット
セラミックブラケットは、歯に近い自然な色調を再現できるため非常に目立ちにくい矯正装置です。着色しにくく、長期間きれいな状態で使用できることも特徴です。金属アレルギーの心配もありません。
メタルブラケットと同等の強度があるため、さまざまな症例に対応できます。費用が高いことがデメリットとして挙げられます。また、強い衝撃を受けると割れることもあるので注意が必要です。
ジルコニアブラケット
ジルコニアは、セラミックよりもさらに強度が高い素材です。審美性ではセラミックに劣ると言われるものの、最近のジルコニアはセラミックと遜色ない見た目を再現できるようになりました。変色しにくく、長期間使っても見た目が損なわれません。
セラミックと同様に費用が高いので、なるべく費用を抑えたい方には向いていません。
ワイヤー矯正の種類ごとの費用目安
歯列矯正の多くは保険が適用されないため、一般の治療に比べて高額です。ワイヤー矯正の種類ごとの費用目安は、以下のとおりです。
・表側矯正:50~110万円
・裏側矯正:80~160万円
・ハーフリンガル矯正:70~130万円
矯正の種類だけでなく、ブラケットの素材によっても費用が変動します。メタルブラケットはもっとも安価で、セラミックやジルコニアが高額になる歯科医院が多いです。
ワイヤー矯正での種類や装置の選び方
ここでは、ワイヤー矯正の種類や装置の選び方を重視するポイント別に紹介します。自分の希望に近いものを参考にしてください。
費用を抑えたい方
なるべく費用を抑えたいと考えている方は、表側矯正やメタルブラケットを選ぶとよいかもしれません。表側矯正とメタルブラケットを選べば、他の方法よりも安価で着実に治療できます。
さまざまな症例に対応しているので、選択できない方も少ないです。
費用を抑えつつ審美性も重視したい方
「あまり費用をかけられないけれど審美性にもこだわりたい」という方は、ハーフリンガル矯正やプラスチックブラケットを選択する傾向があります。ハーフリンガル矯正なら、上下を裏側矯正にするより費用を抑えられます。
プラスチックブラケットは着色しやすい、強度が低いなどのデメリットがありますが、見た目はメタルブラケットより目立ちません。
費用がかかっても審美性を重視したい方
費用がかかっても審美性を重視したい方は、裏側矯正を選ぶと良いでしょう。表側矯正をする場合でも、ブラケットの素材にセラミックやジルコニアを選べば矯正装置が目立ちません。
高価なだけに素材の強度も申し分なく、さまざまな症例で使用できるでしょう。
まとめ
ワイヤー矯正は、さまざまな歯並びに対応できる矯正方法です。主な種類は、表側矯正・裏側矯正・ハーフリンガル矯正があります。
また、歯に取り付けるブラケットの素材にもさまざまな種類があります。それぞれ強度や機能、審美性や価格が異なるため、矯正の種類とともに自分に合ったものを選ぶ必要があります。
ワイヤー矯正を行う際には、歯科医院で納得できるまで相談してから治療に臨みましょう。
ワイヤー矯正に少しでも興味のある方は、蓮田市にある蓮見歯科医院にお気軽にご相談ください。
当院では、お子様から年配の患者様まで、蓮田市にお住まいの方の様々なお口のお悩みを解決するために幅広い診療メニューをご用意しています。ホームページはこちら、ご予約・お問い合わせもお待ちしております。